「ダイ・ハードっぽくないけどやっぱりDIE HARD」ダイ・ハード3 77さんの映画レビュー(感想・評価)
ダイ・ハードっぽくないけどやっぱりDIE HARD
Die Hard、Die Harderときて、Die Hard With a Vangenceというサブタイトルの付け方が好きです。(しかも二重の意味付き)
3になって色々と演出を新たにして“らしさ”は薄れたものの、
タイトルの通り、これはさすがに死ぬよねという状況でも嘘みたいに死なないので、
やっぱり今回も紛れも無く“ダイハード”なのですw
いい加減dieするのがHardすぎますw
でもやっぱりシリーズのお約束みたいなものが一掃されたのは少し寂しかったです。
“不運な死なない男”だけでなく“クリスマスにある場所で妻が人質になる”というのもダイハードの醍醐味だと思うので。
(あわよくばパウエルとマスコミと面白い助っ人も必要w)
“レット・イット・スノウ”が恋しくなりました。
今回の“ジョニーが凱旋するとき”は雰囲気にも合ってなかったような気がしたので残念でした。
別居して酒浸りで停職って2からの数年でマクレーンに何があったんだろう。
でも「神の声」には爆笑させられたし、「弟と会え」は本当にかっこ良かったしマクレーンらしさは健在でした。
ストーリーは時間制限と謎解きがドキドキハラハラさせてくれます。
一般人の相棒と行動を共にすることでマクレーンの無茶さが一層際だっていて面白かったです。
このシリーズは刑事ジョン・マクレーンだけでなく俳優ブルース・ウィリスに本当にお疲れ様の気持ちでいっぱいになりますw
それにしても私から見たら黒人さんは、眼鏡が似合わないなあとは思うもののw、
白人さんと同じくらいかっこいい存在なので、なんで下に見る対象(今はそんなに酷くないかもだけど)なのか本当に不思議です。
体型や身体能力が世界一だから権力をもたれると太刀打ちできないので頭を使って“そういうこと”になっている気がします。
今回は無表情で喋れない女テロリストが気になる存在でしたw
それとチャーリーかっこよかった!
77さん、共感です!
タイトルから観客を煙に巻こうとしてる感じがニクいですよねえ。
中盤の大ドンデン返しの鮮やかさと言ったらもう!
クライマックスが唐突に感じたせいか、
個人的には4作中で最も……な『3』ですが、
やっぱりこのシリーズは毎回、水準以上に面白い!
5作目inロシア、僕も楽しみにしています。