「アクション映画としては良作」ダイ・ハード3 tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
アクション映画としては良作
ダイ・ハードシリーズとしてはジョン・マクレーン以外コンセプト変更
クリスマスが舞台ではない
閉鎖環境ではない
孤軍奮闘ではない
アウェイでの無能との戦いがない
ダクト・・・
ホリー・・・
一方無能にイライラする事なく、現場のプロ根性が見どころだったり
名優サミュエル・L・ジャクソンとのコンビは良好
閉鎖環境ではなくなったので追加されたカーアクションは抜群だし
列車爆破シーンもよい
舞台が移り変わっていくのも飽きずに楽しめる
なぞなぞを解いて行くという展開も緊張感あってみていられる
冒頭からの伏線もしっかり回収されていく
作りが変わってもアクション映画としてのクオリティは非常に高いので
これまでのダイ・ハードとコンセプトが変わっても問題はない
そもそもダイ・ハードは複雑な設定を抱えていないので過去作を未視聴でも楽しめるのが良い
でもダクトしかり、お約束は欲しかった
また本作ではジョン・マクレーンが命がけになるのがホリーのためではなく
職務上というのは個人的感想だが、弱いかな
もちろん命がけで市民を守る警察像というのはそれでいいのだが
原動力として個人的な理由づけも欲しかったところ
それもあってクライマックスが弱い、アクションが良質だっただけに残念
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