第七天国(1927)のレビュー・感想・評価
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純愛物語
地下下水道の掃除夫・シコは、安アパートの屋根裏のような7階の部屋を第七天国と呼び、パリを見下ろしながら大らかに生きている男。
街で出会った女性ディアヌの窮地を救うため、生活を共にすることになり…。
パリを舞台に、第一次世界大戦を挟んだ貧しい二人の純愛。
フランク・ボーセージ監督、1927年のサイレント作品、第一回アカデミー賞でいくつも受賞している作品です。活弁付きで鑑賞しました。
何と言っても彼女を第七天国へ誘うシーンが素敵!トキメキの、胸踊る場面でした。
現代でしたら、ヒロインの姉ももっとしっかり描かれるでしょうね、痛々しいです。
澤登 翠氏の活弁は過不足なく、物語を楽しめました。良い経験でした。
会話の中には不平等や神の存在の議論まであるけど、当時の弁士達はどんな名調子で演じたんでしょうか。
2015.4.12. 福山駅前シネマモード
作品情報(2017.1.17.現在)掲載のあらすじと、鑑賞した作品は違いました。何回か問合せましたがそのままなので、バージョン違いがあるのかしら?
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