タイタンの戦い(1981)のレビュー・感想・評価
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SFX技術の差は歴然なのにリメークよりこちらの方が楽しい…ひとえに人間的だがら…
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①冒頭のクレジットから70年代~80年代の映画の匂いがして懐かしい②冒頭のクレジットで主役の二人の紹介のあとイギリス演劇界のそうそうたる名女優(ウルスラ・アンドレス以外)の紹介が続いたあと(そう言えばリプート版は女神の活躍場は殆ど有りませんでしたね。映画のトーンが暗かったのもそれが一因)、最後にone and only のローレンス・オリヴィエのクレジットが登場。スターというより渋い名優を揃えたわけだが、それでも豪華キャストに期待が高まる。③で、そのローレンス・オリヴィエだが、ゼウスの尊厳を表現しながらも何となく好色なスケベ親父らしい雰囲気もそこはかとなく感じさせて流石。で、ゼウスの女癖の悪さとえこひいきが女神たちの逆鱗に触れます、女は恐し。④で、オリンポスでの痴話喧嘩のお陰で人間界は大いなる迷惑をこうむるところは同じ。⑤美の女神アフロディーテ役がウルスラ・アンドレスというのも楽屋落ちの粋な配役。⑥ペルセウス役のハリー・トムリンは如何にもギリシャ神話の若き英雄らしいルックスで(演技力はともかく)リプート版のサム・ワータースン(いずれ半神半人で戦うことになるのが分かりきっているのにいつまでもウジウジと「人間として戦いたい」と言ってイライラさせる)より適役。⑦ジュディ・バウワーは思ったより勇ましいお姫様。可憐さは良かった思う。
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