タイタニックのレビュー・感想・評価
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技術面を考えると気が遠くなる作業が多かったのだろう…と。
「えっ?観てないの!!」と言われそうで今まで口には出せなかったが、まだ観ていなかった『タイタニック』をDVDでついに観てしまった。
おそらく撮影前におこなったリサーチには膨大な時間と労力を費やしたと思われるのと、撮影に入ればなかなか思い通りにはいかない水との格闘や、俳優達のスケジュール調整、船内が少しずつ破壊されてゆくタイミングにはハリウッドの底力を感じずにはいられなかった。
これに加えて撮影後にはCGによる気の遠くなる様な画面調整があるのだから本当に凄いと言わざるをえない。
だけどストーリーに関して言えば【回想】にした事でありえない場面がところどころで発生しているのは大きなマイナスと言える。
しかし泣かされたね悔しいけど!
観終わってから劇場の大画面で観なかった事を悔やんでももう遅かったのだった。
泣けは、しなかったけど、良い作品です。
この作品は、恋愛、パニック、サスペンス何もかもが、つまった、大変良い作品です。
前半のレオさん(これから、こう呼ばせて、もらいますが、)演じる主役とケイトウェンスレットさん演じるヒロインの恋模様をながく、演出させることにより、ロマンティックな雰囲気が、味わえ、それにより、最後のシーンでは、泣かされるところは、良いと思いました。前半で、ロマンティックな雰囲気を感じさせて、後半で、いきなり、事故が、起こってしまい見ている側にも、登場人物たちと同じ気持ちになれ、感動とハラハラドキドキを与えてくれるジェームズキャメロン監督の力量が、見れました。また、作画と視覚芸術が、良く、見入ってしまいました。また、最後の主題歌もよく、そこにも、聴き入ってしまいました。
どうでもいいことですが、劇中で、登場する、レオさん演じる主役のジャックが、書いた絵は、ジェームズキャメロン監督が、書いた絵だそうです。
一番好きな映画作品です。
昔、映画館に観にいきました。
僕は何回見ても感動できる作品です。
事実をもとに、ジェームズ・キャメロン監督が、流石に完璧に作りあげてくれました。
アカデミー賞最多11部門受賞しただけあります。
タイタニック号を原寸大に作ってしまったのもすごいし、内装の階段なども当時と同じ物を忠実に作ってしまったところもすごい。
船のせんたんで、ローズが腕を伸ばすシーンも有名。
はじめからの約一時間が、特に好きせすです。ローズをデッサンするシーンや、下の階級の人たちとダンスしたり、などなど本当に素晴らしい。
後半のタイタニック号が、沈む前まで演奏する人たちも印象に残っています。
それに主題歌もすごい好きだし、この映画を何段階も良いものに上げてくれました。
最高も最高な良い、僕の一番好きな映画作品です。
予想外に感動
僕は恋愛映画に興味がありません。正直有名所の映画もそんなに見たいと思いません。ただ映画を語る上で一般教養的に見ておいて方が良いと思ったのと、人に勧められたから仕方無くといった感じだったのですが、見た後はこれが後世に語り継がれる名作か…と圧倒された感じです。
シーンがことごとく実際に起こってるようにしか見えません。特に沈没する船を俯瞰してるシーンや、大勢の人が船にしがみつくシーンなど。メインの人をはじめキャストの身体張りっぷりもすごい。それにしてもディカプリオはかっこいいですねえ。
僕がジーンと来たのはラスト2分(最後のチャプター)です。具体的に言うと、現代のローズのベッドの側に置いてある、タイタニック沈没後の自由に生き世界を楽しむローズの写真(これの伏線が序盤で張ってありましたね)→皆が祝福する中夢でジャックと再開し、キス→my heart will go onの流れ。
ジーンときたどころか作品の評価爆上がりでした。命を賭してローズを助けたジャックの意志がローズの中に生きている事を実感出来たからでしょうか。そしてそれでも、続いていく私の心という名のエンディング…この流れは素晴らしい。美しい。
一番感情移入?したのは船が沈む直前まで演奏を続けた楽団の人たちですね。僕はひねくれ者なので、他人を蹴落としてまで生きようとする乗客の人たちを冷めた目で見ながら、こんなことしてまで生きようとするかなとか(するだろうけど)考えてた矢先に現れたのが楽団の人たちだったからです。あの人たちもかっこいい。
そしてあの演奏をバックに映される浸水する部屋で抱き合う老夫婦、子供に語る母親…。必死に生きようとする人だけでなく、諦め気味の人をも描いてくれたのが嬉しかった。愛を感じたというか。こういう人もいていいよねって。
ちょっと長いけど一見の価値ありです。ファッキン階級制度。
なんだかんだ言ってもやはり名作です
ハリウッド大作だから…とか、ディカプリオがタイプじゃないから…とか観なかった人それぞれに理由はあるでしょう。でも、これほどまでに「そこにいる」という感覚、主人公の傍らで物語を追っているという感覚になれた作品はなかったです。過去の事故に隠された真実が次第に明らかになっていく物語として、現代と過去を行き来して追体験する手法をとったキャメロン監督の選択は正解です。すでに公開から15年以上立ちましたが、試写会でもないのに、エンドロール後、劇場で大拍手が起こったのは正直初めてでした。そして、やはり映画は劇場でないと本当の感動は味わえないとも思いました!
タイタニックを舞台にした一人の女性の話
総合:75点
ストーリー: 75
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 80
音楽: 75
「ポセイドン・アドベンチャー」のように、この不幸な事故をパニック物や脱出劇にすることも出来た。だがタイタニック号を舞台にした一人の若い女性の人生と恋愛の物語になった。タイタニックという題だし、そこの乗客の当時の階級社会などを描写しているし、後半には大勢の脱出の大混乱を描いてはいる。悲惨で不合理な金持ち優遇の救助の描写も良い。でもこの映画の主題はタイタニックの事故ではなく、一人の女性を描いたヒロインもの映画である。
人生を翻弄され自殺を考えるほど閉塞感に苦悩する女性に、ほんの一瞬差し込んだ外の世界へ通じる自由の光。短いけれども一生忘れることが出来ない出会いがあり、それが豪華客船と共に沈んでいったが、彼女の心の中ではそれはいつまでも輝き続けた。彼女は家から離れ一人の女性としての運命を切り開いていく。悲劇で儚いけれど、どこか美しくてロマンティックでもある。そんなとても女性向けな内容の映画になっている。
会ったばかりで命を懸ける恋に落ちてとかいうと、随分と軽薄だなあと普通は思ってしまう。だがケイト・ウィンスレット演じるローズには名家に生まれてその運命を託され窮屈さから解放されたいという事情があって、とにかく現状から逃げ出したくて救われたいと思っていた。そんなときに出会った、違う世界に生きるレオナルド・ディカプリオ演じるジャックという自由な貧乏人とわかりあえたからこそ、柵から解放され真実の愛に辿り着いたのかなと思う。彼女のいる世界では、彼女の意思などどこにも存在意義がなくて、家と両親によって全てが決められる。家のために大嫌いな婚約者と結婚するという選択肢を破棄し、彼を信じて彼と一緒に行くというのが、彼女が唯一自分で決めた人生の決定だった。その重大さがタイタニックの沈没という異常な環境で増幅され、生命を懸けた決断になった。だからわずか数日間という短期間とはいえ、とても濃密な重みのあるものになったと思う。
演出上しかたがないんだろうけど、特に重りでもついていない限り、死んだばかりの死体って普通沈まないよな。
恋愛映画も、良い!
初めて観たのは小学生の時。その頃は悲しい映画だな、くらいにしか思わなかったんですが10年後くらいにまた見ると、凄く丁寧な映画だったんだな~と気付かされました。
しかも、泣けてくる~ボロボロきちゃう。悲しいんだけど、なんだか美しい映画だなぁ。やっぱり好きです。
図書館でレンタルしました。
人の婚約者に手を出してはいけないよな、しかも車内でヤっているし。相変わらず恋愛ものっていうのは貞操概念が低すぎる……もうヤルことしか考えてないんだよな。もれなく0点。
今更ながら鑑賞しました
超ヒットの理由がわかる気がしました。タイタニック沈没のシーンがすごくリアルで迫力がありました。
しかし、気が強くてややぽっちゃりでワガママなローズに一目惚れする物好きなジャックに、果たして男性は感情移入出来るのでしょうか??('_')
そして自分の為に犠牲になったジャックなのに「(何があっても生き抜くという)約束を守るわ」と息絶えながらも固く繋いでいた手をはがし、ブクブク海に沈めなくても…(>д<)
現在のローズ役の方、先日亡くなられたんですよね。そのニュースを知り、タイタニックを観ようと思いました。回想シーンの標準、素晴らしかったです。
スペクタクル+悲恋物
実際に起こった豪華客船タイタニック号の沈没事故。
そのタイタニック号に乗り合わせた人々の悲劇を事実と創作を織り交ぜて描いた超大作です。
画家を夢見て新天地に向かう青年ジャックと、落ちぶれた名家の令嬢ローズの悲恋を中心にストーリーは進んで行きます。
(ジャックとローズは当然、架空の人物です)
【悲恋物】としては、身分違いの恋・恋敵の妨害・悲劇的な結末・・・とコテコテの展開。
【スペクタル物】としては、巨額を投じた大掛かりなセットと迫力ある特撮。
良くも悪くも「使い古された」定番の展開なんですが・・・
この「悲恋物」と「スペクタル」の見事なまでの融合が、この作品を見応えのある物にしています。
年老いたローズの回想という形で話が進行して行くんですが、
最新のテクノロジーを駆使した探索船で、悲劇の現場に再び戻ったローズは、どんな気持ちだったんでしょうか?
ラストのローズの安らかな顔。そして、事故後に撮ったであろう数々の写真が、ローズの生涯を物語っています。
ジャックという青年に会ったことで、ローズの人生は変わりました。死んでしまったジャックの分まで、力強く生きたローズの人生は、作中では描かれていません。でも、僕はあの僅か数分の時間で、それを感じ、そして、涙しました。
3時間余りの上映時間は、あのラストの為の前置きだったのでは?という気さえします。
ただ一つ、残念だったのは、若かりし頃のローズを演じたケイト・ウィンスレットの体が、ふくよか過ぎて「落ちぶれた名家の令嬢」という悲壮感を感じなかったことですね(苦笑)
わたくしには伝わらなかったです
この作品が公開され、当時つきあっていた彼女が一回目で号泣し、二回目見ても泣き、だから三回目を一緒に行こうと言ってききませんでした。わたくしはずっと抵抗していました。しかし本作は異常なロングランを成し遂げ、公開が終わる一週間前にようやく折れて見ました。
元カノは映画が始まった一時間以内にまた泣きだしています。しかしわたくしにはどこで泣いていいのかまったく分かりませんでした。結局3時間泣くどころか涙線を緩ませる事もなく映画館を後にしました。(それがきっかけで別れたのかな(苦笑))
どうして感動しなかったのかそれから今になっても考えることがあります。でも今だにその明確な理由がわからない始末。でも幾つか考えられる理由があります。
一つは本作にはそれまでのジェームス・キャメロン監督の「らしさ」がないこと。「エイリアン2」や「ターミネーター」ほどの悲哀さが本作にはないのです。それはおそらくレオの美形を活かすことに監督の演出がよりすぎていたからだと思っています。そうやって「らしさ」が削られたのだと思います。
二つはわたくしという一人の男の目からすると、レオもケイトも全然魅力的じゃなく、さらにどこか嘘っぽかった事。綺麗な宝石を前にされたら逆に疑いたくなるのはやはり人間の心理なのでは?
でもわたくしのこの意見はどう見てもマイノリティーなようで、世の、特に女性はこれで何回もリピートしたというのだから、やはり素晴らしいものがあるのでしょうね。でも、ごめんなさい、百人に否定されても、わたくしはこれを見ている間まったく何も伝わらなかったのは真実なのです。
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