「週替わり大作公開その4にして真打登場。でも劇場泣かせだったと思う」タイタニック なおさんの映画レビュー(感想・評価)
週替わり大作公開その4にして真打登場。でも劇場泣かせだったと思う
劇場公開時鑑賞。上映時間が長いと必然的に上映回数が減り、興行収入にはマイナス。それであれだけのヒットになるのだから。
ただとにかくDTSの同期が取れなくてフィルムを取り替えてもらってもダメで途中で諦めたりしてた。切り替わる時どうしてもノイズが入るのでクレームになるし。ロングランになってくると「他の映画もやれや」「観たい人がいっぱいいるのになんでやめるんだ」って正反対のクレームもあったし。色々疲れる作品でした。
映画自体はキャメロンの変態的なこだわり(小道具なども当時のものを用意するなど)に感嘆するし、群像劇の部分(楽団の矜持、老夫婦の愛情など)はとても感情を揺さぶられる。ただし、メインのストーリーは脱出部分で何故か引き伸ばすようなところがあり、もうちょっとうまくできなかったのかなあ、と引っ掛かりを覚えた。
あとは…俺様の『LAコンフィデンシャル』を差し置いて最後にアカデミー賞を掻っ攫いやがって許せん的な私怨(ヒイイ逆恨みコワイ)。
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