「さすが名作」大脱走 お菊の皿さんの映画レビュー(感想・評価)
さすが名作
テレビ放送などで、細切れに見た記憶はあるもののしっかりと最後まで見たのは、これが初めてです。主演はスティーブ・マックイーンで、全編に占める割合は意外と短いですが、有名なバイクのシーンが印象的ですね。かっこいい!脱獄の場面はハラハラドキドキで「逃げて!助かって!」と心の中で祈っていました。実話なので、ハッピーエンドとはなりませんが命がけの脱走やバイクで追跡される場面など、美しいヨーロッパの景色との対照が印象的でした。在りし日の大スター、スティーブ・マックイーンが本当にかっこいい。それと、チャールズ・ブロンソンも素敵でしたね。日本人にも言えますが、この時代の男性は男臭い魅力の俳優が多いですね。(この映画には出ていませんが女優は色っぽくて美しい)時代とともに、スターに求められる魅力が変化するのでしょうか。古い映画を見ると価値観や物事の基準の変化を感じると同時に、映画の普遍の魅力や携わる人たちの情熱も感じられます。
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