「この映画の一番良いところは、題名です」存在の耐えられない軽さ マツドンさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画の一番良いところは、題名です
開始からだいたい30分後、ビノシュの顔のアップが裏焼きでした。頬のほくろは右にあるはずが、左にありました。画家のサビーナと一緒に、マン・レイの写真を見ている場面です。
恋愛の話でありながら、人を描いたというより、出来事を描いただけ。
ソ連の軍事侵攻の際、テレーザが命を賭して写真を撮り続けたくだりも、そこまで彼女を突き動かしたものが見えてこない。
良かったのは、ビノシュの可愛らしさと、サビーナとのセックスシーンのエロさと、題名の秀逸さ。
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