「縛られない。心の赴くまま生きる」卒業(1967) いもりりさんの映画レビュー(感想・評価)
縛られない。心の赴くまま生きる
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アメリカンニューシネマといわれる映画の中では
めずらしくBADENDでもない気がする作品。
というのも、主人公は社会的地位を悉く失ったという意味では不幸だけど、
好きな人と添い遂げられたのだから幸せではないか。
ダスティンホフマンの演技が素晴らしく、
社会への閉そく感から無軌道に振る舞う青年を見事に演じている。
ところで、婚約者を捨ててまで、顔見知り程度の男を選ぶヒロイン。
根本的なところで繋がりを感じる人と出会ってしまった、と。
そういうこともあるかもな、と妙に納得してしまった。
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