「人間に変わりはなく大災害の前に平等なのだ」そして人生はつづく あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
人間に変わりはなく大災害の前に平等なのだ
3月11日に観ることにした
前作、友だちの家はどこ?の3年後にロケ地を襲った大地震
その被災地にカメラは入り、逞しく生活を再建しようと努力する人々の姿を手際良く映画としてまとめ上げている
全壊した家のベランダで花に水をやる新妻
姉妹が死んだ話は辛くてしにくそうな少女も平静に泉で食器の洗いものをする
皆が視れるように丘の上にアンテナを立てようとする青年もいる
その光景は東日本大震災の被災者のそれと同じ姿だ
同じ人間に変わりはなく、理不尽な大災害の前には無力だが、立ち向かう姿は同じなのだ
そして人生は続く
題名の通りなのだ
コメントする