「白い帽子と服のナタリー・ウッド」草原の輝き Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
白い帽子と服のナタリー・ウッド
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総合70点 ( ストーリー:80点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:65点|音楽:65点 )
自由の国アメリカにまだ自由がなくて親が権力を握っていた時代のこと。子供の話を聞かず生き方を押し付けてくる親との価値観の違いに加えて、未成熟なゆえに自分の道を進めなかった若い2人がいる。紆余曲折の末に不幸を乗り越え着飾ってやっと彼に出会った彼女の姿が痛みとなって刺さる。
古い映画ならではの古い演技と演出は仕方が無いし、映像も出来がいいとは言えない。同じカザン監督の『エデンの東』と共通点も多いが、こちらのほうが現代人的にもわかりやすい主題だし良く出来た話だった。
牧場に向かう白い帽子と服のナタリー・ウッドが美人だった。ただし年齢的にもう少し若いときに出るべきだった。
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