「サイレント・クリーン」ソイレント・グリーン uzさんの映画レビュー(感想・評価)
サイレント・クリーン
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当時としては斬新で衝撃的だったのだろうなぁ。
ソイレント・グリーンの正体は、予告を見て真っ先に浮かんだそのままでした。
人口過多、環境問題、それらからくる食料不足など色々語られるが、画として迫るものがない。
階段に人が溢れているが、道はスッキリしている。
「こんな気候で食物が育つか」と言われても、どんな状況か知らない。
「この時間でも30度を超えてる」って、もはや当たり前どころか涼しいくらいになっている。
主人公ソーンの人物像もよく分からない。
“家具”がどういう扱いかは不明だが、どう見ても悪徳刑事そのもの。
なのに署長に逆らってまで捜査を続け、危険を省みずソイレント・グリーンの実態に迫る。
正義感があるのやらないのやら…
ソルも真相を知って“ホーム”行きを選ぶなら、ソイレント食品を有り難く口にしてた方がよかったのでは。
“交換所”は(証拠がないとはいえ)何故手をこまねいているのか。
タブがソイレント側の人間なら、サイモンソン殺害はお前がやれよ。
そうやって容赦なく処分する割に警備はザルですね。
っていうか、丸々加工しないで一旦“解体”しないの?
などなど疑問点も多く、残念ながら今観て面白い作品かというと疑問でした。
そもそも告発したところで、代替の食品などないのでしょう?
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ひでちゃぴんさんのコメント
2024年8月7日
uzさん、共感&コメントありがとうございます!確かにソーンは主役としてどうなのか?むしろ悪人に見えました(笑)上映映画館で緑色のお菓子を販売していてシャレが効いているなと思いました。