セント・オブ・ウーマン 夢の香りのレビュー・感想・評価
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余韻が味わえる
しっかり余韻が残るというか、
じっくりと描いてるからなのか、
最近の映画にはない間のとり方、
時間の流れ方が理由な気がする。
うまく表現できないけど。
この時代のこのリズムの作品
脚本も演技も良い作品多く、
心に残る作品が多い気がする。
ジョー・ブラックをよろしくとお腹監督とのことでも納得、通りで好み。
セントオブウーマンも一回り上の上司の
お気に入りの1本ということで鑑賞。
いや、分かるわ。
アル・パチーノの名演技も脚本も
タンゴのシーンも最後の演説のシーンも、、
ほとんどが2人のやりとりなのに、
この時間の尺が飽きることなくつながっていく。
すごいいい作品に出会えた!
やはり人のお気に入りの1本は滅多に外れることがない。
タイトルと中身が違うので注意
ポルウナカベーサ
パチーノベスト映画
不快なシーンが目白押しのBromance
U-NEXTで観ました。
本作は1992年に制作され、ゴールデングローブ賞を受賞した名作だそうですが、現代の目線でみると盲目の中佐役でアカデミー賞を受賞した、アル・パチーノの暴言、セクハラ、パワハラ、奇行が余りにも際立っていて、彼の良い面が霞んでしまい、とてもじゃないですが、共感できませんでした。
ただ感謝祭の際、チャーリーを侮辱された時の激昂や、クライマックスのチャーリーを称えるシーンは心を動かされました。
ただ本作は150分超の長編で、蛇足が余りに過ぎます。
正直言って中盤はスキップしてしまってもいいと思います(苦笑)
ラストシーンはド定番。何番煎じだよと思いました。
名作名作言われていても実際に観るとガッカリする事もあります。本作は正にそれです。
「不思議の国の数学者」から来ました
ハッ!
さすがアルパチーノ
人生は瞬間の連続
心に染みるヒューマンストーリー
フィリップ・シーモア・ホフマンに注目
若者と、孤独な老人の出会いっていう奇跡
アカデミー主演男優賞を受賞したアル・パチーノの盲目の演技が光る。 ...
【”人間の高潔さとは何であるか”という事を見事に描いた作品。再後半での、若き友の高潔さを満員の生徒達の前で毅然と述べるアル・パチーノ演じるフランク中佐の姿にはカタルシスを禁じ得ない作品。】
ー 内容は、巷間に流布していると思われるので割愛。
久方ぶりに鑑賞した感想を簡潔に記す。-
◆感想(一応記載する。作品内容に思いっきり、触れています。)
・アル・パチーノ演じるフランク・スレード元中佐の屈託を抱えつつ、若き友、チャーリー・シムズを伴いNYへ向かう姿。
ー 盲目でありながら、嗅覚、触覚、記憶、直観に優れ、堂々と振舞う姿。だが、彼はNYを死地として考えていた事が後半分かる。-
・有名な、高級ホテルラウンジでの、フランク・スレード元中佐が美しき女性とタンゴを踊るシーン。
ー 彼の、嗅覚、直観が見事に描かれたシーンである。-
・フェラーリを借りて、チャーリー・シムズと110キロで、街中を走るシーン。そして、暴走を呼び止めた警官の粋な対応。
ー そして、徐々に深まる年の差を越えたフランク・スレード元中佐とチャーリー・シムズとの友情。
・フランク・スレード元中佐が、立派な軍服に着替え、拳銃にて自死しようとするシーン。
ー チャーリー・シムズが、涙を流しながら止める姿。同じくフランク・スレード元中佐も盲目の眼から涙を流している。-
■誰もが知っている、チャーリー・シムズがベアード高の同級生達が、権威を笠に着た校長への悪戯を糾弾する懲戒委員会のシーン。
チャーリーと同じく悪戯を観ていた友人は”コンタクトを付けていなかった”と言い逃れ、悪戯をした生徒たちも名乗り出ない。
そして、奨学金で名門校ベアード高に入学したチャーリー・シムズは、”見たが、言わない。”と言い放つ。
校長が退学処分にすると言った際に、”チャーリーの親の代わりだ”と言って同席していた、アル・パチーノ演じるフランク・スレード元中佐が満員の生徒達の前で言い放った”漢の高潔さとは何であるか”と言う事を凝縮した、長台詞の素晴らしさよ。
<今作は、人間が五感の一つを失っても、高邁な精神を維持しつつ、周囲に媚びる事無く生きる大切さを見事に謳いあげた作品である。
”若き時に観賞して良かった”と久方ぶりに鑑賞して思ったアル・パチーノ演じるフランク・スレード元中佐の圧倒的な漢の生き様と、誇りに魅入られた作品である。
今作をどこかの映画館で掛けて欲しい・・。
最近多い、(で、嬉しい)4Kリマスター版での上映を検討して欲しい作品でもある。>
こう言う映画が作れる国だったんだけど.....
《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントにログインできない状態にしていまいました。(バカ)
前のアカウントの削除や取り消しもできないので、これからは
「星のナターシャnova」 と言う名前で
以前の投稿をポチポチ転記しますのでよろしくお願いいたします。
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アル・パチーノの、決して老人では無い迫力!
まだまだ色気も、山っ気も溢れているのに
盲目になってしまったが故に
退役しなければならなかった身を持て余す哀しみや、悔しさが
彼をココまで頑固者にしてしまっている事が
観ているうちに伝わって来る。
アル・パチーノが主演男優賞でアカデミーを取ってしまったから
彼の演技が絶賛されるけど
「中佐」の「盲導犬」であり、「息子」であり、
「若い友」となるクリス・オドネルも誠実ないい演技だったと思う。
善き人、良き人生とは?生き方に迷う時、
何のために生きてるのか答えが見つからない時、
ぜひ観て欲しいと思う。
で、月に8本ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては
最近はアメリカ映画と言うと、
どうもスーパーヒーローモノやド派手なスペクタクルモノしか
買い付けられていない事が心配。
この映画のような派手では無いけど
しっかりした人間ドラマも多数作れる国だったはずなのに、
どうしても日本では、それでは客が入らないらしい。
多分、この映画の様な作品もあるのだろうけど
日本の観客が派手なもの、有名俳優が出ているものしか
選ばない様な傾向になっていて、
映画鑑賞民としては劣化しているのでしょうね。
自分も含めて、もっと「民度」を上げなければ~~
こんな骨太な人間ドラマをリアルタイムでちゃんと評価出来る
良き観客でいたいと思います。
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