劇場公開日 1986年2月1日

「セント・エルモの火」セント・エルモス・ファイアー としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0セント・エルモの火

2015年6月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

私の青春ど真ん中の作品として印象に残ってます。
理由は3つ。
一つは当時大好きだったデミ・ムーアが出ている。
二つ目は私も当時大学生で身の丈で作品が感じられたこと。
三つ目はジョン・パーが唄う主題歌が耳に残る
前作の「昨日の夜は」※これがまたはまったのですが
引き続き出演を果たしたデミ・ムーアとロブ・ロウに
加えて当時ブラット・パックと呼ばれた
ヤングアダルトスターが大勢出演しています。
流石にデミとロブは恋人同士の役ではないが
これで共演を果たしたエミリオ・エステベスと
交際をしてその後同じく、共演したブルース・ウィリス
と結婚したのはファンなら皆様ご存知の通り。
名門大学を卒業して社会とのギャップに翻弄される
若者をセント・エルモの火
※大航海時にマストに灯る火で迷った人を導く
に例えたこの作品、なんと洒落たネーミング。
ノリノリの主題歌も相まって忘れられない
一作です。馬鹿馬鹿しいけと、荒んでいて
もの悲しく、成人だけと学生で大人未満、
不安定な大学生を虜にしてくれました。
今でも甘酸っぱい当時の思い出が蘇って
何度でも観たくなる作品です。

としぱぱ