「80'sを代表する青春群像劇の傑作!」セント・エルモス・ファイアー Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
80'sを代表する青春群像劇の傑作!
高校生の頃のリアルタイム鑑賞以来、定期的に観たくなる名作
ブラットパック、日本ではYA(ヤングアダルトの略)スターとも呼ばれていた、ハリウッド青春映画の常連アクターズたち、ロブ・ロウさん、アンドリュー・マッカーシーさん、デミ・ムーアさんはじめ皆、大人気でした
同じ時代、日本でもトレンディドラマが流行し、それに出ていた若手俳優達を"トレンディ俳優"と呼んでいたのと同じですね
それらトレンディドラマの元ネタになるブラットパック作品も多々ありました
そんなブラットパック作品の中で私の一番のお気に入りが本作です
大学卒業したての主人公達7人が大人になりきれず、大人ぶって背伸びして疲弊したり、無責任に無鉄砲な振る舞いをして大事なものを失ったり、失恋・葛藤・痴話喧嘩の末、それぞれが自分なりの道を見つけ社会へ巣立って行く成長の物語
80'sファッションやカルチャーそのものに古さを感じるものの、その頃を描いた演出といっても違和感がないぐらい作品自体は古さを感じないところがまた不思議
デヴィッド・フォスターさんの音楽、そしてジョン・パーさんの主題歌"St. Elmo’s Fire"がメチャクチャよくて、いつも心に染み渡ります
観る度(歳を重ねると共に)に共鳴するキャラクターが代わり、毎回新鮮な視点で観ることができる、何度観ても本当に良いマイソウルムービーです
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