「●THE ‘80s。青春群像劇。」セント・エルモス・ファイアー うり坊033さんの映画レビュー(感想・評価)
●THE ‘80s。青春群像劇。
はっきり言って、何が感動するとかって内容じゃない。若い頃はムチャするんだよなぁってしみじみする映画。
フジテレビの「愛という名の下に」的な7人の大学の同級生たちの物語。単純に、若者たちの惚れた腫れたのオムニバス。なんだろ、でも好きなんだ。
「セント・エルモス・ファイアー。船乗りの道しるべだが実際に火は存在しない。あまりに辛いと人は作り話に頼る。乗り越えよう。」
って名セリフ的だけど、刺さらない。
「22歳でこんなに疲れるなんて。」歳とって観ると、若いから疲れられるんだぞってと思う。こっちの方がよほど刺さる。
よく、観る側の歳によって見え方が違う作品があるけど、まさにそれ。もともと、ジョン・パーの曲"マン・イン・モーション"から知った映画だが、今回はむしろインストの"愛のテーマ"(デヴィッド・フォスター)の方が刺さった。
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