「名声を求めた先にあるものは。」戦場にかける橋 吠えない狼さんの映画レビュー(感想・評価)
名声を求めた先にあるものは。
デビッド・リーンの作品は大好きで、アラビアのロレンスやドクトル・ジバゴはオールタイムマイベスト1,2を占めてます。
本作も物語の語り口、ロケのスケールが素晴らしく、あらゆるテーマが橋に集約されていくその過程も含めて、魅了されました。
登場人物は皆イカれてますが、主要人物で比較的まともなのはウィリアム・ホールデン。彼が終盤で主張する生きることの大切さはこの映画が伝えたいテーマの一つと感じました。
あくまで副次的要素でしかないことは重々承知しているものの、日本軍があまりに無能に描かれており、ノイズだったのが唯一の減点でした。それ以外はほぼ完璧です。
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