「シリアスなボンド、爆誕」007 リビング・デイライツ しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
シリアスなボンド、爆誕
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ジェームズ・ボンド・シリーズ第15作。
DVD(デジタルリマスター・バージョン)で3回目の鑑賞(吹替)。
原作(ベルリン脱出)は未読です。
ジェームズ・ボンド役がロジャー・ムーアからティモシー・ダルトンにバトンタッチ。前作までのムーア・ボンドはユーモアたっぷりの作風でしたが、本作から少しシリアスな雰囲気になりました。個人的にはこちらの方が好みです。
ボンドガールはマリアム・ダボ。顔が滝沢カレンに似ている気がしました。華奢な体からは想像も出来ない勇猛果敢さを持っているチェロ奏者でした。愛する者のためならどんな危険も厭わない。美しいしタフだし、言うこと無し(笑)。
はじめはいつもながらのMI6(西側)とKGB(東側)の対立構造と見せかけておいて、武器商人の陰謀だったことが判明するや、それを阻止するために両陣営がある意味共闘すると云う展開。当時の社会情勢を反映したものなのかも…
ボンドカーとカーラのチェロ・ケースが大活躍するアイスチェイスや、空を飛ぶ輸送機での肝が冷える激闘など、多彩なアクションが満載で、最後まで手に汗握りっぱなしでした。
[以降の鑑賞記録]
2022/03/06:Blu-ray(字幕)
※リライト(2022/03/06)
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