「Easy come easy go」007/オクトパシー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
Easy come easy go
オープニングは中南米某国の軍事基地。折りたたみ式の小型ジェットでミサイルを基地へと誘導して爆破。東ベルリンでのサーカス団から逃げ出したピエロに扮した009。彼の手には「ファベルジュの卵」が握られていたが双子のナイフ投げによって絶命させられた。
インドでは『レイダース』そっくりのギャグがあったり、逆に『魔宮の伝説』へ影響を与えたかのようなシーンの連発。前半はほとんどコメディタッチで、中盤にもターザン、ラストもドタバタ感が強い。どうしてこうなっちゃうの?と面白さ半減。だけど、列車、空中アクションは手に汗握るし、女性たちによるアクションは華やかでうっとり・・・
ソ連の一人の軍人が非道すぎて、核戦争を誘発させようとするなど考えられない人物。軍縮に向かうという国際情勢も時代を反映しているなぁ。この後にペレストロイカ、ソ連崩壊へと繋がっていくと考えると、狂った軍人が出てきておかしくなかったのかも・・・
象、トラ、ワニ、タコといった動物たち、そしてボンドもワニやゴリラの着ぐるみ、ターザン、ピエロまで。子どもたちの喜ぶ顔も忘れられない。
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