劇場公開日 1981年7月4日

「ジョーズ氏は出ないがサメは出てくる」007/ユア・アイズ・オンリー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ジョーズ氏は出ないがサメは出てくる

2020年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 冒頭、ボンドにはテレサという妻がいて、墓地を参っている(1943~1969)。そして主題歌シーナ・イーストンの魅力たっぷりの背景画と音楽・・・派手なアクションを除けば、どことなく70年代の刑事アクション映画の雰囲気。ブロフェルド似の男(ペルシャ猫はいる)のリモコン操作によるヘリコプターアクションから始まり、前半は1956年に冬季オリンピック会場となったコルティナでのウィンタースポーツのオンパレード。フィギュアスケート、バイアスロン、ハイジャンプ、アイスホッケーなど。

 後半は海底神殿探査を経て山登りへ!ロッククライミングで落とされたシーンは迫力満点。前半ののんびりしたアクションが嘘のようだ。しかし、小屋でのアクションはお粗末。

 ボンドガールは両親を殺され、ボウガンを持って復讐に燃えるメリナ役のキャロル・ブーケ。知的な容姿だが、復讐心溢れるところが逆にいいし、最後までボンドと寝ないところもいつもと違っていていいかも。スケート娘のビビ(リン=ホリー・ジョンソン)も小悪魔的な魅力があった

kossy