「十作目 殺し屋ジョーズが登場」007 私を愛したスパイ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
十作目 殺し屋ジョーズが登場
総合70点 ( ストーリー:60点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
リチャード・キール演じる、規格外の大男で不死身の殺し屋ジョーズの銀色の歯が不気味に光る。車の外板を剥ぎ持ち上げてしまうし、殴っても効かないし、銃弾すら歯ではじく。目立つ見た目もわざわざ歯で噛み付いての殺し方も子供騙しと言えばそれまでだが、その後も活躍する彼の登場は衝撃的であり一目で忘れられない存在になった。最後はジョーズ対決というのも洒落ている。
美女の乗るロータス・エスプリとヘリコプターの戦闘は、巧みな操縦と有り得ない派手さで魅せてくれる。潜水艦を油槽船で捕獲するという奇想天外な物語も、有り得ないけれど面白い。
コメントする