劇場公開日 2023年9月22日

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「世界は二人のものなんだ‼️」女王陛下の007 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0世界は二人のものなんだ‼️

2023年10月17日
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2代目としてこの1作のみのジョージ・レーゼンビー=ジェームズ・ボンドによるシリーズ屈指の名作です‼️ボンドが本気で恋に落ち、ついに結婚までしてしまう‼️ボンドとトレイシーがデートを重ねるシーンは、とても007映画とは思えない、まるでロマコメみたいな雰囲気‼️トレイシー役のダイアナ・リグは既にテレビスターだったらしく、彼女のリードに支えられて演技経験ゼロのレーゼンビーも意外な名演を見せてくれます‼️タイトルバックは過去の名場面が挿入され、顔を見せない新ボンドが車を運転するシーンへ‼️新ポンドへの期待でワクワクさせられるオープニングですね‼️アクションシーンもシリーズ初のスキーのチェイスシーンや、クライマックスのボブスレーチェイスでのボンドとブロフェルドの対決も、スピードが強調された過激なスタントで、シリーズ屈指の名アクション・シーンだと思います‼️MやQ、そして "涙がキラリ" のマネーペニーに祝福されたボンドとトレーシーは車で新婚旅行へ‼️横を通り過ぎる一台の車‼️次の瞬間、トレイシーが銃弾に倒れる‼️ルイ・アームストロングの主題歌がロマンチックに、そして悲しく響き渡る‼️そして主題歌のタイトルと同じセリフ「We Have All The Time In The World」を万感を込めて呟くボンド‼️その表情‼️泣けます‼️このシーンだけで全てのボンド役者を超えてるかもしれない‼️「ジョージ・レーゼンビー、あなたは充分に責務を果たしたよ」‼️

活動写真愛好家