セレブリティのレビュー・感想・評価
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ウディ・アレンがやっていた役をケネス・ブラナーが同じ調子でやっているだけ。舞台が所謂セレブの世界に変わっただけで、骨子の一組の元夫婦のあれやこれやは同じ様な話の繰り返しでややマンネリ気味。
①これまで観てきたウディ・アレン作品の中では一番心に響かない。余韻もなし。
ウディ・アレンがやれば自意識高過ぎ/自己チューなインテリでも一抹のペーソスが漂うのだが、ケネス・ブラナーがやると単なる女好きの自己チューにしか見えない。
②
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私的ベスト10なら入るかも
ウディ・アレン映画私的ベスト5をつくるとしたらこの映画は入らない、けどベスト10なら入るかもなあ、という感じを受けた
綺麗な女優がたくさん出てくるし、音楽は相変わらず美しいし、台詞もウィットに富んでいて、いつも通りとても良い。
ただこの映画の特に面白かったことは、ウディ・アレンの個人的趣味がたくさん出ていることと、偶に挟まれるモノクロのニューヨークの風景がとても映えていること。
毎週月曜の夜にウディ・アレンがジャズを披露するカフェ・カーライルだとか、ウディ・アレンの行き付けのバーであるエレインズだとか、アーウィン・ショーの短編小説の話だとか、いろいろが出てくる。
主人公に振られた女がスタテン島行きのフェリーから小説を海に捨てるシーンはとても美しかった。
ノラ役のウィノナ・ライダーの台詞「一緒にいるとき楽しめばそれでいいでしょう?干渉しないで」が都会的で印象的だった。
今話題のドナルド・トランプ氏も出てくる。
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