西部開拓史のレビュー・感想・評価
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是非ブルーレイで !
しっかり観た記憶がないので二度目の鑑賞です。序曲等には興味がないので飛ばして観ました。
各話共通して思ったことは、出だしナレーションで話す量が多いんですが「字幕と映像を交互に観る力」が私は弱いので、映像美をなかなか満喫できませんでした。ナレーション部分に結構いい景色が結構あるんですよ。吹替あったらなぁ~。
映像は縦幅は少ないですが、横幅の臨場感は確かに素晴らしく、繋ぎ目を除去したパノラマを隅々まで楽しむことができます。音声も登場人物の居場所によって左右中央と別れて聴こえてきました。ブルーレイおすすめの映画です!
(以下、想像含むあらすじを記入させていただきます)
・第1話 ---「流れ者」ジェームズ・スチュワート主演。姉妹がイイ男と結婚することを夢見て話してる。東部~西部へ移ってきて、これから頑張って生きようって時に激流で家族は死んでしまう。この出来事からJ.スチュワートは流れ者を卒業し、残った長女と身を固める決心をする。次女は羨ましそうに溜息?...船を見つめ何を思う・・・ 45分程。
・第2話 ---「陽気なギャンブラー」グレゴリー・ペック主演。次女は酒場のダンサーになってしまった。金持ちになる夢を持つが、自力でなりたいから近寄ってくる金持ちに興味なし。インディアンとの死闘で彼に感激! G.ペックがギャンブルで勝ったのを機に「浪費コンビ」は現職を引退?これからは二人でコツコツ頑張ろう! 35分程。
・第3話 ---「脇役的に」ジョン・ウェイン登場。南北1名ずつ揃って戦場から脱走中、敵将をみつけ、つい癖で撃とうとしたから阻止し、とっさに「脱走相棒」を殺す。 「周りに気付かれたら俺の身がやばくなる・・・」 そんな反応に思えた。これにより逃げたい気持ちより戦争意識が高くなる。「やっぱりちゃんと軍人になるぞ! 」 理解力乏しい私は、この男が第1話で結ばれた長男だったとは後から気付きましたよ。22分程。
・第4話 --- 長男ジョージ・ペパードと一緒に、亡き父(J.スチュワート)の話で盛り上がる「髭もじゃ長髪おじさん」ヘンリー・フォンダ登場! ^^' 同じく流れ者の存在だった。 鉄道工事が進むが、インディアンは陣地を守るため大量の黒牛で何とか抵抗。これが圧巻! 「彼らが可哀そうでやってらんねぇよ」 --- おじさんに愚痴ってペパード1人旅立つ。22分程
・第5話 --- ベテラン保安官となり平和主義を貫くG.ペパード引き続き登場。第2話の「浪費コンビ」は結ばれてもコツコツ生活できなかった(苦笑) いつの時代も刹那事を味わうと改心は難しいと実感。ペパードだけが頼り。列車での銃撃戦はなかなかのもの。29分程
よく見ると繋ぎ目わかっちゃうけど、上空から徐々に近年に移っていく映像の数々は素晴らしい。
それぞれ単独の話で徐々に現代に近付くのかと思ってたら、話が繋がっていることを途中から気付いた。全体的にはジョージ・ペパードの出番が一番多いかと思います。
この映画は出演者の豪華さに釣られて観ましたが、内容をよく理解するには前もってあらすじをしっかり読む必要がありますね。個人的には特に面白かった話はなかったんですが、結ばれた二人や家族が時代と共にどのように変わっていくのか、一発で理解するためには読んどいた方がいいです。じゃないと私みたいに映像美や字幕に気が行ってしまいますから・・・。
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