「そんな低評価にするほどでもないような…」スピーシーズ 種の起源 alalaさんの映画レビュー(感想・評価)
そんな低評価にするほどでもないような…
普通に面白かった。
昔のだから、初代エイリアン的なB級臭はありますが、別に叩かれるほどの出来栄えでもない気がします。
まぁ、化け物役が美女っていう触れ込みで集客してるだろと言われたら何とも言えませんが…
その美女エイリアン役のナターシャ・ヘンストリッジはというと、俳優ではなくモデルだそうで、これが初の俳優業というけど何ら違和感ないです。まあエイリアン役なんで、他の役者との絡みもほとんどないけど。この後他の作品にも次々出演したところを見ると、演技の評判もそこそこ良かったんではないかなあ。
研究者が人間と謎のDNAを掛け合わせて生まれたんで「エイリアン」と呼んで良いかどうかもわからないんですが、そのエイリアン(?)が人間を食い殺しながら移動してくので、それを研究者達が追う話。
追っ掛けてる研究者達が地球の生き物の生態を基準に色々ああではないか、こうではないかとやってるのがなかなか楽しかったです。半分人間だし、地球内の生物のことしかわからないんだから仕方ないけど、ちょうど研究者の理解の及ぶ範囲で腹落ちするような存在なんだ…
こういうストーリーにありがちな、美女にあまりにも弱すぎる、下半身で物を考えてるタイプのキャラももちろん出てきます(誰への宣伝だよ)。
モンスターパニック…?と言って良いのか?パニックには別になってないけど、ホラーとも言えない微妙なところ。カテゴリ的にはSFホラーなんだそう。むしろ本編より最後のオマケがホラー。
こういうB級っぽい作品こそ一部人気が凄くて続編出まくってたりしますが、こちらもその類で、4作あります。構成は3部作+1作だそう。
流石にわざわざ映画館まで観に行くほどのガチ勢ではないですが、どっかで無料でやってたらまた見てしまうと思う…
何でこういうB級ってクセになるんだろうなあ。みつを。