素晴しき放浪者のレビュー・感想・評価
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100年近く前の時代背景と風刺ご込められてい
早稲田松竹のジャン・ルノワール特集で鑑賞。
最初はコメディ要素が薄く、モノクロ映画があまり得意でないので、ウトウトしてしまったものの、ハチャメチャが始まってからは、惹き込まれた。
登場人物全員がズレており、そこに富裕層への皮肉が込められていた。
最初は放浪者の振る舞いにハラハラさせられるものの、その自由奔放ぶりに次第に惹かれてくる。
最終的には、逆にブルジョアの三人が窮屈で滑稽に思えてくる。
まさにミシェル・シモンの名演技がみものだった。
2023年劇場鑑賞57本目
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