素晴らしき休日のレビュー・感想・評価
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見せ場がないなぁ...
結婚を決めてからお金持ちのお嬢さんだったことを知った主人公。家に挨拶に行ったらエレベーターまであり、そのリッチさにバク中までするケイリー・グラント。で、親にはどう認めさせ結婚するのかなと思って観てましたが、普通すぎる会話で眠くなってしまった。君の家はどんな感じで、仕事は何してる?とか「いい人ね」「金目的だろ」とか普通にある話し。キャサリン・ヘプバーン(姉役)は親と上手くいってない様子でしたが、これも普通にある話し...私はそう思います。家族に一人はいるもんです。
後半になって、姉妹とも主人公を好きになってしまうモテ様でようやくメリハリがありました。一目惚れ的に好きになった妹より、よく話した姉の方が好きになってしまった感じですかね。考え方も似た者同士とわかったからでしょうか。
世間体を気にし自由な心が失われるのを嫌う人、いやステータスはあった方がいいと合理的に考える人...その違いでしょうかね。
監督さんは「結婚はよく話してから冷静に決めなさい」と伝えたかったのでしょうか...仮にケイリー・グラントが貧乏育ちで格差ある結婚てのなら「苦悩」があったりするでしょうが、立派に働いてる設定だし、性格もいたって好青年だったので、わざわざ映画にする必要は何だったのか、いまいち見い出せませんでした。
結ばれた二人以外は「素晴らしき休日」ではないですね。。。皆がハッピーじゃないもん。。ちょっと辛口レビューになってしまいました。
あと映像が4:3のせいかもしれませんが、キャサリン・ヘプバーンはすごくスリム過ぎて人形のようでした。
キャサリン・ヘップバーンが可愛い
キャサリン・ヘプバーンは本作公開時31歳
確かに年増にはなりかけだけど、キュート
キリンの大きなオモチャと一緒に首を回すシーンはあまりの可愛さに胸がキュンとしました
細くて腰も張ってなければ尻も胸も出てなくてセクシーさはこれっぽっちもありません
だけれども画面に写るだけで華があって、その場が明るくなる
ケーリー・グラントもコミカルな演技が軽妙
彼女との息もピッタリ
彼の肩に彼女が立って床に前回りするシーンは心が晴れる
知的で明るて、ちょっと意固地だけどとってもキュート
たちまち恋に落ちてしまう
こんな女性となら心が軽くなる、いつも一緒に居たくなる
そんな女性を見事に演じてみせています
ジョージ・キューカー監督の腕は確かで、面白い掛け合いシーンを存分に堪能できます
原題のホリデー、素晴らしい休日で邦題は正しいのですが、ニュアンス的には日本語で言うところの年の瀬位の意味合いで使われています
劇中で年越しパーティーのシーンがあります
大晦日は紅白歌合戦の後に、本作を観るのも乙なものではないでしょうか?
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