スチューデント

劇場公開日:

解説

恋に揺れ動くある女子大生の姿を描くラブ・ロマンス。製作はアラン・ポワレ、監督・脚本は「ラ・ブーム2」のクロード・ピノトー、共同脚本はダニエル・トンプソン、撮影はイヴ・ロダレック、音楽はウラジミール・コスマが担当。主演はソフィー・マルソー、ヴァンサン・ランドンほか。

1988年製作/フランス・イタリア合作
原題または英題:L'Etudiante
配給:CFD
劇場公開日:1989年9月23日

ストーリー

教員資格取得のためにソルボンヌ大学に通うヴァランティーヌ(ソフィー・マルソー)は、スキー場でエドゥアール(ヴァンサン・ランドン)という音楽家と出会い、パリに戻った後、ほんの遊びのつもりでデートをし、一夜を共にする。試験の準備で忙しいヴァランティーヌと地方公演で忙しいエドゥアールは、なかなか会えないが、二人は電話で愛を深めてゆく。しかしある日、エドゥアールには別れた妻子がいて、その関係は今なお続いているということを聞きショックをうけたヴァランティーヌは、また彼が女性関係にルーズなことも知り試験勉強も手につかぬまま、別れる決心をする。納得のゆかないエドゥアールは、自分の真実の思いを伝えるために、試験会場のヴァランティーヌのもとに向かい、そして口答試験でモリエールの「人間嫌い」を引用しながら、自分の感情を確認したヴァランティーヌの愛をつかまえるのだった。

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