スタンド・バイ・ミーのレビュー・感想・評価
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普通によかった!
今日、初めてstand by me を見ました。
この映画の主題歌のstand by me は父がバンド活動などで歌っていて、私自信も小さい頃から歌っているのを何度も聞いていたので、私自信も好きな歌でした。
そして、この映画も歌の名前と同じで、以前から、どんな映画だろうかと、興味があり、今日初めてこの映画をみました。見た感想的には、とても良かったのですが、率直にはまだこの映画を見るには人生を経験していないと思いました。なぜなら、私自信が二十歳そこらの若者であって、そこまで、別れと出会いをしていないからです。なので、主人公の心情を理解し心から感動することはできませんでした。
ですが、私があと、十歳くらい歳をとり、またふただび見たら感動すると思える映画でした。
不朽の名作
もちろん、身の周りにあるものや身近なものなどは時代と共に変われど、世代を継いで共感できる作品だと思う。名作。
好奇心旺盛の少年時代、勢いで飛び出していく若さ、旅先での経験、心の傷や悩み、将来のこと etc...
若い頃の楽しい思い出やほろ苦い経験、誰もが1つは持っているのではなかろうか。大人になった時、その経験がどう作用し生きてくるのか、誰にも判らないし思いがけない人生を歩むかもしれないけど、どう生きていくかは結局自分が決めること。
そう言われているような気がする。
線路を歩くシーンに憧れて、昔従兄弟たちと祖母宅近くにあった廃線線路で「スタンドバイミーごっこ」をした思い出😊
儚い思い出
当時、元々BEN.E.KINGが好きで彼の曲と同名の映画があると言うことで見た作品
改めて観てみても心にしみわたる作品。
今の自分の毎日は只流されて過ごしている。あの時まるでそれが全てだと思っていた時期がありそれに夢中になれた時もあったなと気付かせてくれる作品。
間違いなく良い作品。
共感
近い年齢の学生として深く共感できる。
死などわからないものがたくさんあって、でも、目の前には学校での進路。それと共に別れなければならない友達に対するなんともいえない心のモヤモヤ感。
そんないろんな不安から逃げたくて、なにかそれらを変える大きなきっかけ、刺激的な体験をもとめる。それが冒険にあらわれている。
線路を歩いていく、ただひたすら漠然とした目標に歩いていくというシーンも多いがこれが、このなかでいろんな事を話していく。線路を歩くのが止められず進み続ける時間、そのなかで悩み、話、いろんなことを考えていく思春期の様子の比喩だとおもう。
また、決まった親友に悩みを打ちあけ、泣き崩れるシーン。すごく共感できた、心許せる親友に悩みを打ち明けながら泣く。誰もが経験しただろう。
また、少し過激な言葉遣いやタバコなどをリアルにぼかさずに描くところにも何かを感じたがわからない。
なのでこの評価。
大人になったら理解できるだろうか。
子供時代に抱く想い
誰もが子供時代に抱く想いが、鮮明に描かれている。
死という、実態が分からないものへの、怖いもの見たさの興味。
顔が知れ渡ってしまっている村から、未知なる外の世界を線路伝いに開拓していく冒険心。
そして、不安や希望に満ちた、まだ見ぬ大きな将来を友と語り合う。
映画の見どころは、ゴーディとクリスの友情だ。
お互いに友に心を許し、誰にも見せない弱い一面を見せる。
お互いに友を尊重し、友を想う。
90分もない短い映画だが、
シンプルで分かりやすい4人のキャラ設定に基づき、
誰もが子供時代に抱く想いをシンプルに描いた、素晴らしい映画だ。
青春映画
今の時間を大切に楽しく生きていこうと思える映画。
自分も友達と遊ぶことは多いけど今以上に友達を大切にしようと思える。
大人になってもう一回振り返ってみたい。
サウンドも良く、テンポもよく本当に良い映画だった。
友情を描いた作品。
少年時代のかけがえのない友情を描いた冒険譚という感じか。作中の描写が、やや差別的であったり青少年にふさわしくない部分があったりもするが、そういった描写も省られることなく残っているのが嬉しいかと。
小学校の時分でこんなハラハラドキドキな熱い冒険をしたら一生モンだろうなと思った。
だが、名作としてこんなにも評価されているのには少々疑問が残った。
似てるかどうか分からないが、芥川龍之介の「トロッコ」を思い出した。
いろんな意味で涙
んー、うまい言葉が見つからないなぁ。これほど思い入れのある映画もなかなかないから、どういったら良いかなぁ。
子どもの頃に観て、ずっと記憶にあり続けている映画のひとつです。人生の折々で、何かを感じ、何かを考え、ふいにこの映画を思い出す、そんな関わりをしてきた映画でした。なので、映画的評価とは別に、この映画を大事にしたい自分がいます。
12歳の頃の友だちを思い出したくなったら、いつでも観ようと思いますよ。
走れ、バーン!!!
ロングショットが泣ける!!
ビビったら、2回殴る!
肩を組みましょ!
リバー・フェニックスは永遠の兄貴だ!
ノスタルジックな気分になる映画です。
死体捜しをする過程の道中で主人公たちがちょっぴり成長した話です。
中学生のときは死体捜しってなんだよ、と思いつつ見た記憶があります。
当時はあまり印象に残らない、というか大人にキングのノスタルジックな気分の意味がよくわかりませんでしたが20歳を過ぎた今観るとキングの気持ちに共感できました。
最後に主人公が当時を回想しながらこんなことを言っていました。
"12歳のころのような友達は未だにできない”
あー、わかるわー。なんででしょうね。アイデンティティが確立される真っさらな状態だからですかね。
田舎町はいいですねー、私は都会で育ったので畑はもちろん森や海はなく小学校くらいの大きさの公園くらいしかありませんでした。
ですが、子供のころは親に内緒で隣町に自転車で遊びに行ったくらいでとても高揚感に満ち溢れ、物語の主人公になったような気分でした。キングほど遠くではないですが笑
あー、懐かしい。あいつら今何してるのかなー。
ちなみに
照り付ける太陽によって空気はカラカラに乾燥し道路の先は蜃気楼で気を抜いたら倒れそうな陽気の中を歩いていると何故かいつもこの作品を思い出しノスタルジックな気分になります。
子どもの時にしかできないこと
死体を見つけるために旅に出た少年たちの物語ですが、重要なのは辿り着くまでに彼らがどう成長するのかです。
安定しない家庭で育ち、唯一信頼できるのは同じ境遇の仲間たちだけ。この先どうやって生きてゆくのか、彼らは旅を通して真剣に向き合います。
子どもの頃にしてきたことは、人生で大きな意味をもちます。それを教えてくれた作品でした。
大学受験を終えての鑑賞
最初、ハードルをこれでもかというくらい上げて この作品に入り込んだ。冒頭は 正直、こんなもんかと、たらーっと観てた。けど映画の醍醐味は"ココから"なわけで。見事にカウンター喰らいました。そんじょそこらのカウンターじゃないです。 その威力の要因は、物語・映像・演技・音楽はさることながら 自分の現在の境遇にあった。この子どもから社会人に成長する、ちょうど境目。それらの要因もあいまって、とんでもない化学反応が起きたんだと思う。 自分の過去を見直し、自分の未来を見据えることができた映画です。10年後にもう一度観たい。
昔スタンドバイミーしたことがある。
昔スタンド・バイ・ミーとか言いながら線路を歩いた。
そんなに長い距離ではないが、一時間弱くらいは寄り道をあわせて歩いたと思う。
いんざないっっつ
とか言いながら歌って歩いたのだ。
ものすごい田舎のことだからそんな事が出来たのだろう。東京だったら当時でも無理だ。
初めてこの映画を見たのは小学校のときで、それから数回見たように覚えている。
やがて大人になり、シャイニングなどの原作者と同じ人だという事を知ってびっくりした。
こんなものも書くのだと衝撃を受けた。
映画自体は更によかった。登場人物の少年たちの旅は、男が旅をするということの意味を考える。
若いという事は、それだけで十分にいいことだ。
少年であるという事はそれだけで選択肢が山ほどある。
あの瑞々しい感動がもう一度欲しくなった。
心の傷を持つ少年たちの大冒険
総合95点 ( ストーリー:95点|キャスト:95点|演出:80点|ビジュアル:80点|音楽:85点 )
子供時代を上手に描いた作品は他にもあるが、本作がその中でも白眉である理由は、傷ついた少年たちの壊れやすい心が描かれているからではないだろうか。嘘をついて大人の保護下を逃れて子供たちだけで始めるいけない大冒険は、しばしば少年が大人になっていく過程で必要なものだが、今回の冒険はただのちょっと危険で楽しい冒険に収まるものではない。彼らが打ち明けられなかった秘密を打ち明け心の傷を晒しその痛みを共有していくことで、少年たちの力ではどうしようもない解決できない問題を、物理的にではなく心理的に解きほぐしその中に救いを見出すことが出来たのだ。
そんな経験を持つことが出来、だからこそ彼らは「あの十二歳のときのような友達はもうできない(I never had any friends later on like the ones I had when I was twelve. Jesus, does anyone?)」貴重な友人たちなのだ。
信頼していた大人に、クリスが家庭環境の悪さで軽く見られて裏切られて涙を見せる。年上の不良にも立ち向かいたたき伏せられても芯は折れない。そんな強くて頭が良くてみんなを引っ張っていた頭目格だったクリスが、心の傷には耐えかねて流す涙の繊細さ。
そしてそれを知って、優秀な兄が死んだ後で親に「死んだのがお前だったら良かった」と言われた自分一人が心の傷を背負っていたのではない、強そうに見える人でも誰もが傷を抱えているものだということを悟り絆を強めゴーディも癒される。まだ誰も起きだしていない早朝の野性の鹿との邂逅が、昨日までの悲しみを洗い流したかのような清々しさをもたらしてくれる。
この告白から朝までが、私がこの映画で最も好きな場面である。
四人の少年はそれぞれに個性的で魅力があるのだが、やはりクリスを演じたリバー・フェニックスが飛びぬけている。美少年ぶりといい強さといい繊細さといい、彼は全てを持っていた。この映画だけで彼の存在を世界に知らしめるには十分だった。ジェームズ・ディーンさながらに若くして死んだことが彼を伝説的な俳優としてしまったが、やはりもう少しだけ長生きしてもらってもう少し出演作を見ていたかった。憎たらしいいじめっ子も存在感があったが、彼がキーファー・サザーランドだったのは気づかなかった。
撮影場所になったオレゴンの自然に囲まれた美しい風景と当時の古い田舎町の風景が(原作ではメイン州が舞台)、小説家となった主人公ゴーディだけでなく、オレゴンなど乗り換えで空港しか使ったことがない私の郷愁感をもかきたててくれる。ベン・E・キングの歌う「スタンド・バイ・ミー」をはじめとして、当時の流行曲が流れる音楽の使い方もうまい。やたらと超常現象が登場してわけがわからなくなるスティーブン・キングの原作の中で、それなしで純粋に少年たちを描き出した物語も秀逸だった。俳優は言うに及ばず。
すべてが高い質を保ってまとまった傑作である。視聴者のそれぞれの子供時代を思い起こさせ共感を呼ぶから余計にのめり込むのだろう。
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