「始まりましたね!」スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス kame-pukupukuさんの映画レビュー(感想・評価)
始まりましたね!
これまでも何度となく見ている作品ですが、今更ながら1ー6のブルーレイボックスを買ったため、改めて見ました。おそらく、エピソード2の公開前に金曜ロードショーを見たのが一番最初だったと思います。
ちなみにスター・ウォーズシリーズは1ー9とローグ・ワン、ハン・ソロを見ました。
子供の時には、映像が綺麗だな、パドメめちゃめちゃ綺麗な人だな、ポッドレースもライトセーバーの戦闘もかっこいい、という印象でした。特にダース・モールとの戦闘は手に汗握ったことを覚えています。
通商連合や元老院議会のやり取りなどは当時はよく分からなかったですが、それを置いておいても単純に戦闘シーン等がかっこよくてとても大好きでした。
今になって見返すと、CGは現在のものに比べるとやはり多少の違和感はありますが、それでも鑑賞を邪魔しないレベルで今でも十分にきれいだと思います。また、ライトセーバーでの戦闘シーンもやはりシリーズ屈指ですね。
エピソード1-3は、いかにダース・ベイダーが生まれたかという物語でもあると同時に、シス卿がどのように権力を掌握していったかについても描かれています。本作はそういったことの始まりも描写されており、そういった政治的な動きが、小さかった自分には分かりづらかった部分だったのだろうな、と思いました。
しかし、その部分を差し引いても、ポッドレース、グンガ人とドロイドの戦闘、宇宙戦、ライトセーバー戦と、単純に楽しめるシーンが数多くあり、本作単体でも十分にスター・ウォーズの面白い部分を感じられます。
この作品だけでは完結しない部分が多い作品ですが、アナキン・スカイウォーカーの「フォースに安定をもたらす者」としての始まりの物語として、最高の作品だと思います。
ちなみに映画で初めて綺麗だなと思ったのがナタリー・ポートマンで、劇中のアナキンと同じように「天使なの」「こんなに美しい人が世の中に入るんだ」と衝撃を受けたことは、今でもいい思い出です(笑)