スーパーマリオ 魔界帝国の女神

劇場公開日:2023年9月15日

スーパーマリオ 魔界帝国の女神

解説・あらすじ

任天堂の人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」を1993年にハリウッドで実写映画化したアクションアドベンチャー。ニューヨークで配管工を営むマリオとルイージの兄弟が、地下帝国を支配するクッパ大王に戦いを挑む。

6500万年前、現在のニューヨーク・ブルックリンの地に巨大隕石が落下し、恐竜世界と人間世界は2つに引き裂かれた。だが、絶滅したと思われていた恐竜はひそかに進化し、地下に独自の世界を作り上げていた。ブルックリンで配管工事を請け負うマリオとルイージの兄弟はある時、下水路で化石発掘を行う調査チームのリーダーであるデイジーと知り合う。しかし、デイジーが謎の男にさらわれてしまい、彼女の後を追ったマリオたちは、巨大な地下空間に広がる恐竜人の帝国にたどり着く。

マリオ役をボブ・ホスキンス、ルイージ役をジョン・レグイザモ、クッパ役をデニス・ホッパーが務め、音楽を「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のアラン・シルベストリ、撮影を「マッドマックス2」のディーン・セムラーが担当するなど豪華キャスト&スタッフが参加している。2023年9月、製作30周年を記念して4Kレストア版でリバイバル公開。

1993年製作/105分/G/アメリカ
原題または英題:Super Mario Bros.
配給:TCエンタテインメント
劇場公開日:2023年9月15日

その他の公開日:1993年7月3日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

1.5 やっぱり受け入れられない……

2025年5月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

怖い

単純

U-NEXTで久々に鑑賞。
ゲームのマリオとは別物だとわかっていても、やっぱり子供の頃から好きな身としてはどうしても受け入れられないです(好きな人はごめんなさい)。

原作から大きくかけ離れた世界観や元の面影が殆どないキャラクターを見て、「マリオ要素、ほぼ皆無じゃん!」と思わずツッこんでしまいました。ストーリーもご都合主義で、全体的にあっさりしているようにも見えました。

とはいえ、B級ハリウッド映画としては良く、カーチェイスやジャンプアクションはそれなりの迫力がありました。

頭を空っぽにして、独特な雰囲気を味わうのに向いているかもしれません。

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Ken@

1.0 「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」だと思って見に行ったら子供が泣いた

2025年9月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

単純

驚く

ピークはヨッシー登場場面。

駄作駄作と予備知識を拗らせたまま見ると思ったよりちゃんと作ろうとした片鱗を感じて戸惑うことになる映画。

エンドクレジットに一級の楽曲提供アーティストがずらりと並び、「あ、やっぱちゃんと作ろうとしてはいたのかな?」ともやっとする。

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Ninetendo

3.5 マリオ×トータル・リコールの世界

2025年5月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

ドキドキ

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共感した! 2件)
HEBE1010

5.0 これ、めっちゃ面白いよ!!!!

2024年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

笑える

楽しい

単純

2023年、コンピュータ・アニメーション映画の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が、全世界で歴代記録を塗り替える空前のメガヒットとなった。
日本でも、興行収入140億円という驚異的な大記録となった。

もはや説明不要の任天堂のゲームシリーズ『マリオシリーズ』だが、
はるか前に、なんと実写化作品が作られていたのをご存知だろうか。それが本作である。

結論から言うと、ザ・怪作といったところだろうか。

冒頭で謎なアニメが始まり、言葉を喋る恐竜が登場したと思ったら、巨大隕石が落下。
そして今度は実写に変わって現代のニューヨーク・ブルックリンになり、
なんと巨大な卵から人間の赤ん坊が生まれ、
それから20年後、物語がはじまる…という、
なんとこの冒頭5分の時点で滅茶苦茶な映画だということが否応なしに伝わる。

ところが、それ以降は、抜群としか言いようがないテンポの良さでぐんぐんストーリーが進んでいき、地下都市での大アドベンチャーが繰り広げられていく。

何が良いって、マリオブラザーズの描写がとても良かったですね。
配管工の設定を忠実にストーリーに活かし、兄弟のでこぼこコンビぶり、同時に人間味のあるキャラクターを兄弟愛たっぷりに描いていました。

特にマリオのキャラが最高です。
見た目はただのおじさんで、普段はガミガミと口うるさいが、いざという時は頼れる兄貴。
ルイージの親代わりという父性的な一面も。

もちろん、批判の声もわかります。
マリオ兄弟がなぜかブルックリンで貧乏生活という妙に現代的な設定、
ピーチは出ずにデイジーが出る、実写化するとここまで生々しくなるのかというヨッシー、ツッコミ所のオンパレード。

結果的には大コケするわ、マリオ役のボブ・ホスキンスからも酷評されるわで散々でした。

しかし、アクション、スペクタクル、カーチェイス、コメディ、ロマンス。
しっかりとエンタメの要素はバランス良く備わっており、いち映画として本当に面白かったです。

アニメ映画版の大ヒットに追随して、全米では話題が再燃し、かつての酷評からの再評価の流れが起きているのは嬉しい限りです。

怪作であり、珍作であり、おバカ映画ですが、こういうのでいいんだよ的な面白味が凝縮した、隠れた逸品だと思います。
なお、再販のブルーレイは、2種類の吹き替え版が収録されているのでお得です。

色眼鏡を外せば、めっちゃ面白い映画でした。そういう意味ではエメリッヒ監督版「GODZILLA」に通ずるものを感じました。

普通にゴールデンタイムのロードショーとかでやってほしい…と思ったがグロすぎて無理ですかね…

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共感した! 2件)
ガッキー