スーパーマリオ 魔界帝国の女神

劇場公開日:

スーパーマリオ 魔界帝国の女神

解説

任天堂の人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」を1993年にハリウッドで実写映画化したアクションアドベンチャー。ニューヨークで配管工を営むマリオとルイージの兄弟が、地下帝国を支配するクッパ大王に戦いを挑む。

6500万年前、現在のニューヨーク・ブルックリンの地に巨大隕石が落下し、恐竜世界と人間世界は2つに引き裂かれた。だが、絶滅したと思われていた恐竜はひそかに進化し、地下に独自の世界を作り上げていた。ブルックリンで配管工事を請け負うマリオとルイージの兄弟はある時、下水路で化石発掘を行う調査チームのリーダーであるデイジーと知り合う。しかし、デイジーが謎の男にさらわれてしまい、彼女の後を追ったマリオたちは、巨大な地下空間に広がる恐竜人の帝国にたどり着く。

マリオ役をボブ・ホスキンス、ルイージ役をジョン・レグイザモ、クッパ役をデニス・ホッパーが務め、音楽を「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のアラン・シルベストリ、撮影を「マッドマックス2」のディーン・セムラーが担当するなど豪華キャスト&スタッフが参加している。2023年9月、製作30周年を記念して4Kレストア版でリバイバル公開。

1993年製作/105分/G/アメリカ
原題または英題:Super Mario Bros.
配給:TCエンタテインメント
劇場公開日:2023年9月15日

その他の公開日:1993年7月3日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

5.0これ、めっちゃ面白いよ!!!!

2024年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

笑える

楽しい

単純

2023年、コンピュータ・アニメーション映画の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が、全世界で歴代記録を塗り替える空前のメガヒットとなった。
日本でも、興行収入140億円という驚異的な大記録となった。

もはや説明不要の任天堂のゲームシリーズ『マリオシリーズ』だが、
はるか前に、なんと実写化作品が作られていたのをご存知だろうか。それが本作である。

結論から言うと、ザ・怪作といったところだろうか。

冒頭で謎なアニメが始まり、言葉を喋る恐竜が登場したと思ったら、巨大隕石が落下。
そして今度は実写に変わって現代のニューヨーク・ブルックリンになり、
なんと巨大な卵から人間の赤ん坊が生まれ、
それから20年後、物語がはじまる…という、
なんとこの冒頭5分の時点で滅茶苦茶な映画だということが否応なしに伝わる。

ところが、それ以降は、抜群としか言いようがないテンポの良さでぐんぐんストーリーが進んでいき、地下都市での大アドベンチャーが繰り広げられていく。

何が良いって、マリオブラザーズの描写がとても良かったですね。
配管工の設定を忠実にストーリーに活かし、兄弟のでこぼこコンビぶり、同時に人間味のあるキャラクターを兄弟愛たっぷりに描いていました。

特にマリオのキャラが最高です。
見た目はただのおじさんで、普段はガミガミと口うるさいが、いざという時は頼れる兄貴。
ルイージの親代わりという父性的な一面も。

もちろん、批判の声もわかります。
マリオ兄弟がなぜかブルックリンで貧乏生活という妙に現代的な設定、
ピーチは出ずにデイジーが出る、実写化するとここまで生々しくなるのかというヨッシー、ツッコミ所のオンパレード。

結果的には大コケするわ、マリオ役のボブ・ホスキンスからも酷評されるわで散々でした。

しかし、アクション、スペクタクル、カーチェイス、コメディ、ロマンス。
しっかりとエンタメの要素はバランス良く備わっており、いち映画として本当に面白かったです。

アニメ映画版の大ヒットに追随して、全米では話題が再燃し、かつての酷評からの再評価の流れが起きているのは嬉しい限りです。

怪作であり、珍作であり、おバカ映画ですが、こういうのでいいんだよ的な面白味が凝縮した、隠れた逸品だと思います。
なお、再販のブルーレイは、2種類の吹き替え版が収録されているのでお得です。

色眼鏡を外せば、めっちゃ面白い映画でした。そういう意味ではエメリッヒ監督版「GODZILLA」に通ずるものを感じました。

普通にゴールデンタイムのロードショーとかでやってほしい…と思ったがグロすぎて無理ですかね…

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ガッキー

0.5悪態を吐きながら観る映画

2023年10月8日
iPhoneアプリから投稿

笑える

単純

寝られる

マリオへ対する愛を全く感じさせないクソ映画です。
尺も長く、100%時間を無駄にしてしまいますが、自己中心的な監督夫婦の被害者であるスタッフや、出演俳優の皆さんと同じように悪態をつきながら観る作品です。
マリオを演じたボブ・ホスキンズさんは生前、インタビューで
"The worst thing I ever did? Super Mario Brothers. It was a f***in' nightmare. The whole experience was a nightmare. It had a husband-and-wife team directing, whose arrogance had been mistaken for talent. After so many weeks their own agent told them to get off the set! F***in' nightmare. F***in' idiots."
(今までやった中で最悪だったこと?スーパーマリオブラザーズ。悪夢だよ。すべてが悪夢だった。夫婦で監督をしていたんだけど、その傲慢さを才能と勘違いしていた。何週間も経った後、彼ら自身のエージェントから撮影終了を告げられたんだ。悪夢だ。バカどもめ。)と話し、
クッパ大王を演じたデニス・ホッパーさんは生前インタビューで、
"My 6 year old...said, 'Dad, I think you're probably a pretty good actor, but why did you play that terrible guy King Koopa in Super Mario Bros.?' and I said,
'Well Henry, I did that so you could have shoes,' and he said, 'Dad, I don't need shoes that badly.”
(僕の6歳の息子が言ったんだ、『父さんはかなりいい役者さんだと思うけど、どうしてスーパーマリオブラザーズって言う映画で、あんなにひどいクッパ大王を演じたの?』と聞かれた時、僕は『ヘンリー、君が満足な食事をとれる為に頑張ったんだ』と答えたら、彼は『父さん、あんなものに頑張る必要はないよ』って言ったんだ。)
と話しています。

任天堂の看板に泥を塗り、スタッフや役者の皆さんを苦しめたこの作品の監督夫婦は罪深いと思います。

ちなみにその後この監督夫婦は離婚しました。

上記エピソードを踏まえた上で観るとまた違った楽しみ方が出来るかも知れません(笑)
お時間があれば是非お試しを🎵

コメントする (0件)
共感した! 0件)
蜷川吝塀

5.0「映画館で。吹替」

2023年9月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

今年170本目。

1993年の作品。
この映画館が今年8月に「パルプ・フィクション」1994年の作品上映してくれたり、今作自分が学生の時にこんな面白い映画あったんだと新発掘できて嬉しいです。スーパーマリオだけどクッパが人間と言うのが斬新。プリンセスのデイジーを助けに行く物語で様々な事が起こった展開だったなあと。30年前の当時の映画が好きなので☆5.0付けました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ヨッシー

2.0マリオ

2023年9月24日
iPhoneアプリから投稿

難しい

何が何だかよくわからなくなっていきます。何も考えずに映画を鑑賞したい人におすすめです。マリオのことを知らない方が逆に楽しめそうです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ナギサ