「静かなる緊張」スウィート ヒアアフター とみいじょんさんの映画レビュー(感想・評価)
静かなる緊張
カンヌ・グランプリ受賞作。
ハーメルンの笛吹がモチーフになっている。
子どもが犠牲となった事故、その後の訴訟。
街の中の、それなりの関係性が崩壊し、それでもの関係性が築かれて、日常が続く。それぞれの心に痛みを残しながら。
事故の原因は何かのなぞ解きを求めるともやもや。
事故と訴訟を通して、それぞれの心の動きを丁寧につづった映画。
それぞれの”楽園”にたどり着けたのか?それぞれの”楽園”とはどういう場だったのか?
鑑賞するたびに違った思いにかられる。
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