「カビリアの夜とはまた別の話」スイート・チャリティ ネイサンさんの映画レビュー(感想・評価)
カビリアの夜とはまた別の話
監督のボブ・フォッシーは当時妻グウェン・ヴァードンと一緒にフェリーニの「カビリアの夜」を観て妻にピッタリだと思って、舞台ミュージカル化したそうです。
ただ原作のキャラクターを借りて来ただけで、別の映画です。
初監督だったフォッシーは舞台演出家だったため舞台のように場面を適当に配して、観客好きな所を観てもらえばいいと思ってましたが、それでは舞台の記録映画になってしまうとすぐ気が付いて、思い切ってアップを多様して、見せたい部分を誇張する映画的な手法に切り替えたといいます。
映画はヒットせずその後「キャバレー」まで映画の話は来なかったみたいです。
セントラルパーク ブルックリンブリッジでロケしたミュージカルシーンはまるで万華鏡のよう。
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