「1人でも多くの命を…」シンドラーのリスト ハットコックさんの映画レビュー(感想・評価)
1人でも多くの命を…
金儲けしか考えていなかった実業家のオスカー・シンドラー(リーアム・ニーソン)が、殺される運命のユダヤ人を救おうと奮闘する実話に基づいた作品です。
何の罪もない彼らを理由もなく射殺していくドイツ軍。逃げても逃げても、待っているのは"死"だけ。一方が高らかに笑えば、一方は恐怖に叫び、一方がシャンペンを開ければ、一方は銃で殺される。これの繰り返し。
1人でも多くの命を救いたいシンドラーの目の前で次々に撃たれるユダヤ人たち。たまたま目に入った赤い服の少女の存在が、彼を変えました。そして労働力にするという理由で、1,100人を虐殺から救ったのです。
世間の目に左右されず、最後まで闘い続けた彼の功績は、これからも語り継がれるでしょう。
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