「『このバッジで、もう一人救えたのに、しなかった』」シンドラーのリスト 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)
『このバッジで、もう一人救えたのに、しなかった』
虐殺されたユダヤ人600万人、想像もできない数字だ。
一人一人に命があり、人生があったが、殺された。
今、この平和な時代で見ると、別世界のようだが、
50代の自分が生まれるわずか20年前の話。
人は残酷だね。こういう人間の側面を知っておくことは大切だと思う。
人は、神にも悪魔にもなる。
以前、本でも読んでいたが、赤い服の女の子の描写は覚えている。
その女の子が、山盛りの死体の一つとして運ばれるシーンは思わず声が出た。
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