「最終的に1,100人を助けることになった実業家のオスカーシンドラーの功績」シンドラーのリスト mimiccuさんの映画レビュー(感想・評価)
最終的に1,100人を助けることになった実業家のオスカーシンドラーの功績
・最初は収容所で使われる食器を大量に製造するためのビジネスでユダヤ人を雇っていたのだが、無差別に殺される現状を見て次第に彼らを助けるため私財をなげうって奔走する
・駅で回収したとランクから靴や衣服、貴金属など細かく分別して山積みになる
・館の最上階のベランダから半裸の状態で無差別に撃ち殺すゲート長官の恐怖を感じるほどの残忍さ
・シンドラーの心が変わるきっかけとなる赤いコートの少女を町の外れの高台から見つけてから、焼却される荷車に乗せられるのを発見した時の顔の表情が忘れられない
・ユダヤ人がドイツ兵に目の前で射殺されるのをここまではっきり、しかもこんなに沢山見た映画は他にない
・最後にバッジひとつで2人、車一台で10人は助けられたと悔いるシンドラー
・工場へ向かうはずが手違いでアウシュビッツへ送られた女子供をのせた汽車が、その音だけで悪い予感が現実になる絶望感に満ちた表現をしていた
・ラストのシンドラーの墓に実在の人物達が現れるシーンでモノクロからカラーになるのがまた過去のものだけでない現実感を深く味わうシーンだった
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