「最後のほうで「このピンであと2人は救えた」(だっけ?)とシンドラー...」シンドラーのリスト fさんの映画レビュー(感想・評価)
最後のほうで「このピンであと2人は救えた」(だっけ?)とシンドラー...
最後のほうで「このピンであと2人は救えた」(だっけ?)とシンドラーが言うシーンがあったけど、そのセリフがでこんな小さなピンバッジが2人分の命と同等の時代だったことを改めてわからされた。
「力とは何か」という問いが劇中に出てくる。小手先の技術ばかりが進歩して、その技術を操る私達は果たしてその技術を操るに相応しい「力」を持っているのだろうか。技術が発達した今、私達はそれらの優れた操縦官にならなければならない。そして、優れた操縦官であればあるほど力の行使は必要ないということは言うまでもない。
平和・自由の持続は私たち市民の不断の努力の上に成り立つものだ。それを怠って、政治の監視や、見る目を磨かなければまた悲劇は繰り返されるだろう。昔の話を母から伝え聞く代わりに、今はこのような映画でより感情的に平等に伝え聞く。本当の悲劇がどんなものか視覚で見れる。 私たちはこれを生かさなければならない。(その映画の内容が事実に即していることが前提だが。)
とても素晴らしい映画だったと思います。
シンドラーのリスト、でググると実際は奥さんが頑張っていたとか色んなことが言われていましたが、それでも1200人の命を救ったことは偉業です。これがカラーの映像だったら途中でムカムカしちゃっただろうな。しかし途中からモノクロだったことを忘れるくらい引きこまれました。
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