「備忘録」真実の行方 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
備忘録
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アーロンに面会したマーティン(ギア)は純真無垢な彼を一目見て無実だと確信した。本来は犯人であろうがなかろうが真実を変えることができると自信を持っていたアーロン。犯行現場には第三者がいたと真っ先に無罪を主張する。ところが調査しようとしても物的証拠はアーロンに不利なところばかり。精神鑑定を行うために頼んであったアーリントン女医(フランシス・マクドーマンド)によって徐々に彼が完璧な多重人格者であることがわかる。だが、公判では最初から心神耗弱を訴えてないことから、今さらそれを主張することができない。ロイというもう一つの人格はかなり残虐性を帯びた奴・・・しかし、アーロンが父親に虐待を受けていたり、大司教にセックスビデオを強要されていたことが明らかになり、また、大司教の不正なども絡めて陪審員に好印象を与えようとする弁護側。
完全に負けだと思っていたマーティンの弁護チーム。しかし、元恋人でもある検事(リニー)が被告人アーロンに罵倒する言葉を放ったためにロイが突然登場する。そして裁判は中止という決定がされ、マーティンが勝ちとなるのだが、その後の面会でアーロンは本性を現わし、全て演技だったと告白するに至る・・・ああ、こわ。
【2014年ケーブルテレビにて】
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