白い恋人たちのレビュー・感想・評価
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『白人の恋人たち』
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第10回冬季オリンピック フランス グルノーブル大会
シャルル・ド・ゴールとジャン=クロード・キリー
二人のためのナショナリズムなお話になっている。音楽は甘く、切なそうないかにもフランス♥
日本ではこの音楽だけがやたらと流行り、挙句の果てに便乗商品まで登場した。
東京オリンピックと札幌オリンピックの間に挟まれた日本にとっては、ナショナリズム的に大事な大会だったかもしれないが、不発に終わり、日本人の脱亜入欧に拍車がかかった大会と言える。僕も『ヨーロッパの白人は命知らずなんだ』とこの映画を見て、トラウマと白人に対する劣等感が残った。
同時に暫くの間、フランスの音楽に凝った。
フランシス・レイ、レーモンド・ルフェーブル、ポール・モーリア、フランク・プールセル、まぁ、聞いていたのはオジキ。僕はジェラール・フィリップの『バタフライ』。なぜなら日本語で歌っていたので。
さて、その後フランス音楽はダリダとアラン・ドロンの『甘い囁き』まで続く。そして、僕にとってのフランス音楽は様相が変化し、如何わしくなってしまう。そして、中二病とともにフランス音楽が僕の心から去る。
さてさて、そのバタフライを初めて聞いたのは小学生6年の時(多分)で、湯沢のスキー場のジューク・ボックスで聞いた。スキー場には白い恋人たちが流れていた。
今年の初頭に天神平へ行って『ロバの耳』を見てきた。真冬に『ロバの耳』が見えるのは奇跡的。しかし天神平には『白い恋人たち』は流れていなかった。
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