「【フランス版、亡き夫が遺したプレイ映像を観て、SMに目覚めた若き未亡人の奔放な性生活を描いた作品。カトリーヌ・スパーク初鑑賞作品でもある。当時の女優さんって大変だったんだなあ・・。】」女性上位時代 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【フランス版、亡き夫が遺したプレイ映像を観て、SMに目覚めた若き未亡人の奔放な性生活を描いた作品。カトリーヌ・スパーク初鑑賞作品でもある。当時の女優さんって大変だったんだなあ・・。】
■夫に先立たれ、若くして未亡人となったミミ(カトリーヌ・スパーク)。
ある日、彼女は夫が生前に所有していた秘密の部屋を見つけ、そこで行われていたSMセックスを記録したテープを発見する。
夫の変態性にショックを受けつつも興味が湧いたミミは、めくるめく性愛の世界への扉を開けるのである。
◆感想
・なんと言いましょうか・・。亡き夫が遺したSMセックスビデオを見て、悲嘆に暮れる筈のミミが、SMに興味を持って行く過程が、コミカルながらエロティックに描かれた作品である。
・ミミは、弁護士、歯医者など多数を男性とSMチックな関係を持って行くのであるが、それをコミカルに描いている所が、何とも言えず面白い。
<この作品は、私が生まれる前に公開されているが、仏蘭西人の方々の性を愉しみ、様々な性行為を受け入れる寛容さを示している気がする作品である。
今作の主人公を演じたカトリーヌ・スパークは既に故人であるが、蠱惑的且つコミカルな魅力を持っていた女優さんだったのですね。
人生、儚きかな。けれど今作で謳われているように、自由に生きたいモノである。>
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