食人族のレビュー・感想・評価
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このテーマを語るに最善の作劇。巧い。必見。
DVD初見。
なるほど秀作。
このテーマを語るに最善の作劇。
巧い、のだ。
1983年、中3、渋谷、
大々的にETと本作のポスターが並ぶトラウマ的記憶。
今やエロとグロは街角から消え失せた。
外は大人は怖くて汚いぐらいが教育上良くね?
高橋ヨシキ氏推薦作。
必見、と言おう。
鑑賞後、もっさんが肉入り焼きそばを買ってきてくれた思い出。そんな100%思い出しレビュー
これ、幸運にも劇場で観てきたんですね。当時。
予告編からして穏やかじゃなかったじゃないですか。←日本語大丈夫ですか?
ア・ナ・タ・タ・ベ・ル・タ・ベ・ラ・レ・ル 「ギャー!」超残酷ドキュメント食人族!
当時の職場の先輩たちと劇場まで観に行ってたんですよ。レイトショーで。
そして、職場まで戻ってくると…居残り組先輩のもっさんが(誰やねん!それ!)焼きそば買って待っていてくれたんですよ。肉入りの(笑)
誰も手を伸ばしませんでしたね。さすがに。
観ていてね、吐きそうになちゃったの。亀さんの解体シーンとか。ガク((( ;゚Д゚)))ブル
今どきみたいに、「この映画は動物に危害が加えられておりません」とか生ぬるいこと言ってない時代の映画ですから。
当時は純だったんだなぁ。今にして思えば、かなり稚拙な“作り物”だったです。モノホンの亀さん以外は。
悔しいことに音楽と、そこそこ深いいテーマだけは美しいから困ります。
その音楽を楽しみたくて、確かDVD借りていたと思うんですよ。
また観たくなって違法コピーDVD集(アカンやつ)を探しても、見つからないんですよ。
『人喰族』なんてのはコピーしてるのに。←だからアカンやつ
勿論、各種サブスクでも放送なし。まさにカルト・オブ・カルトな一品。
また観たいなぁ。肝試し的に肉入り焼きそばとか食べながら。
今回は、再鑑賞なしの100%思い出しレビューです。だから珍しく文章短いでしょ(笑)
試しにDVDをヤフオクやAmazonで探してみたです。トンデモなプレミアム価格でした。
35周年記念HDリマスター究極版 2Blu-ray小売価格5,700円が→26,500円とか。根強い人気あるんだなぁ。買わへんけど。
えっとね、また脱線なんですが。
リアルに食人文化のある部族について、ちょっと調べてみたんですよ。
そもそも、そんなの本当に存在するのかどうか。
したらね、ありましたね!
ニューギニアのアスマット族やら、インドネシアのコロアイ族やら、インド洋のセンチネル族やら。結構な数で。ほんまなんかいな?
おゝ怖い怖い。食人様の島へはおちおち旅行にも行けんのんか。行かへんけど。
POVの原点にして、完璧なフェイク映画!
この映画、ある意味すごい映画と思う!
ホラーやグロい映画は、これまでにどれだけ観てきたか分からないのですが、本作を観たときは正直度肝を抜かれました。見終わった後の、気分の悪さは相当凄かったです。1983年製作でCG技術も無いこの時代の作品なのに、非常にリアルなのです・・・。
それもそのはず、“POV(Point of View Shot)”という、いわゆるカメラの視線と登場人物の視線を一致させるようなカメラワークの手法がありますが、実はPOVの原点は『食人族』ということです!
この時代の人々にとって、POVなんて技術知る由もない。16ミリカメラで撮影されている上、完全にドキュメンタリー映画として宣伝されていたので、当時の人々は真実の映像としてとらえてしまったのです。もちろんフィクションでありフェイク映画ですが、インターネットなども普及仕切っていない時代に、残酷映像なんてものに耐性がない人々が映画館で観たと思うだけで…。
もちろん今観ても非常にリアルなのですが、特に一番気分を害したところは、亀の解剖です。なんでも本物を使用しているらしく、亀の内臓を生で役者が食べるシーンあります。本国イタリアでは、動物愛護団体からのクレームにより上映禁止まで食らっているのです。ちなみに監督談ですと解剖した亀は、おいしくいただいたとのこと…(いやいや、そこじゃないでしょ!!!)
ジャケット写真にも出てくる、超有名シーンの女性が串刺しにされている場面があります。あまりのリアルさに当時は本物と信じて疑わない人が多発したとのこと。しかし現実は自転車のサドルに腰かけた女性に発砲スチロールの木をくわえさせただけらしいです。ネタをばらせばなんでもないんですが、信じる人が出るほどの素晴らしい技術なんですよね!
この映画のイカレっぷりは、単にリアルなグロ映像だけでないんです、一番の気分を害した理由は撮影しているレポーター達の残虐さです。撮影にリアリティーを出すため嘘の演出を入れるのです。民族同士の戦いと見せかけ民族が居る家を焼き払い嘘の戦いを作る、妊娠中の女性の子宮を切り取ることを強制的に実行させる、老婆をワニの餌にする、しまいには民族の女性を木で串刺しにしてしまうのである。これには、気分を害さずには居られないです。挙句の果てには、仲間が食人族に捕らわれ、喰われる様子もしっかりちゃっかり撮影・・・。
そしてこの暴挙の途中にかかる音楽が心にしみわたる優しい名曲 !
ん、ん、ん???優しい名曲???
待って待って!このシーンでなぜほっこり曲!?
これには監督の悪意が感じます。めちゃくちゃ良い曲なのですが、曲の使いどころ間違っている…。
0219 あなた食べるか食べられるか
1983年公開
変な方に向かっているポリコレ全盛の世の中では
このような映画は今後一切作られないんでしょうな。
間は悪いし音楽は全くマッチしていないし
それでも強烈な印象を残す(当然か(笑))昭和臭プンプン。
まあこういうのも映画です。
決して後世で除外しないようにね。
60点
1
初鑑賞 2023年5月15日 京都みなみ会館
パンフ購入
自業自得だが、衝撃の映像
4Kリマスター無修正完全版を劇場で観賞。
緑の地獄と言われ生還者の居ない南米アマゾン奥地へ、ドキュメンタリー撮影のために探索に行ったアメリカ人男女4人組が消息を絶った。現地へ向かった救助隊は未開のジャングルの奥地で食人族の村にたどりつき、白骨化した遺体を発見した。現地の部族長へカセットテープレコーダーを渡し、彼らが持ち帰った撮影したフィルムを持ち帰って確認すると、そこには想像を絶する映像の数々が記録されていた、という話。
40年前に話題になった事を知らずに観賞したが、なかなか衝撃の映像だった。
食べ物を現地調達する為、ネズミやカメ、サルなどを捕まえ殺し食べる映像、現地の人と仲良くなる為に服を脱ぎフルチンで接するガイド、泥だらけで現地の女性レイプ、その子がお尻から口まで木を突き通され磔になった映像、そして家を焼かれその中で黒焦げになった泥族、殺された4人のガイコツ、人肉を食べるシーン、などなど、なかなか見れるもんじゃない。
ストーリーとしては先に銃で現地人を殺し、家を焼き、現地の女の子をレイプした4人組が現地人に復讐され殺されても自業自得と思った。
4人組のうちの紅一点、フェイ役のフランチェスカ・チアルディの美しい裸体も観れるし、数々の残酷な映像は一見の価値がある作品と思った。
本当に閲覧注意な…名作
ある意味でどんな優れた映画も「食人族」には勝てない。
人間は太古から続く残虐嗜好を持っている。その感覚を刺激するからこそ、この映画は長年愛されてきたんだな。
閲覧注意なのは見せる人間を選びたいといったところ。
なんでも縛るコンプライアンスという言葉は大嫌いだが、この映画は別格かも。
良識的な人間は娯楽と割り切れるが、心を病んだ人間は影響を受けるだろうな。
毒が強すぎるから。
劇場で鑑賞していて面白いことに気づいた。見ちゃいけない物を冷静に見ようとする自分の表情やポーズが劇中のフィルムを鑑賞する人物たちと同じだった。
映画が終わって劇場が明るくなって、気恥ずかしい思いがするのはそこにいた観客が共有する感覚なのかも。
動物を本当に殺してる動物スナッフ映画
気分が悪くなった、動物を本当に殺してます。
ジャコウネズミ、カメ、サル、ブタ、残虐に虐殺してます。
亀も殺して解体するシーンが長々と…
尊い命に、尊厳や優しさ思いやりを持てない、腐った人間が作った映画でしょう。
今だったら、
“映画を作る過程で動物に危害を加えていません”
とテロップが入るぐらいなのに。
『ハウス・ジャック・ビルド』や『女神の継承』は、そうだった。
殺して食べたとか言い訳してたらしいけど、
苦しませないように、痛みを最小限に、じゃなく、
残虐に虐殺してます。
この映画を作った監督は死んだらしいが、
安らかに…なんて思いません。
因果応報、罪と罰。
あの世で同じ目に遭ってる事を切に願う。
ツイッターに書いてる方いたが、動物好きのジェームズ・ガン監督も、この映画に怒ってたらしい。
この映画は、胸クソ悪い犯罪。
ホラー形式をとった風刺?
ホラーエンターテイメントというよりも、とても風刺のきいた作品と感じました。
食人族4Kリマスター無修正完全版で劇場で鑑賞しました。
カルト的ホラー映画としてタイトルとあらすじは知っていたので、グロさを楽しむホラーエンターテイメントだろうと思っていましたが、鑑賞後の印象は大きく変わりました。
人肉を食す奇妙な風習をもつ未開民族よりも、作品の主体である文明人への不快感・嫌悪感が際立ちます。
異文化への敬意もなく利己心だけで未開の地へ押し入り、暴虐の限りを尽くします。
作品のオチ・テーマもそこがポイントなのでねらい通りなのでしょう。
「グロさ」を楽しむ作品だと思っていたのですが、現代の映像技術からすると微笑ましくもあるホラー描写です。
動物の解体は実物らしいのですが、おおよそ食事のための解体なのでグロいというより神秘的でもあります。
食料として解体したカメの頭をおもちゃにして遊ぶ文明人の姿のほうがよっぽど不快でした。
鑑賞後、公開当時の背景や監督インタビューの解説記事を読みました。
モキュメンタリーとして現実味を演出するめに、公開後しばらく役者の露出を控える取り決めをしていたとか。
作中に「やらせドキュメント映像」といわれていたものが、実は現実のニュース映像であったとか。
凄惨なニュース映像の放映は問題視されないのに、フィクションのホラー映画は規制される矛盾への監督の見解とか。
製作においても宣伝広告においてもとても画期的な手法をとられていたことがわかり、公開当時を体験できていたらさぞ面白かったろうなと感じられます。
四十年ぶり
恐いもの見たさ
食人要素、意外に少ない
カルト映画って、実際見ると「なんだこんなもんかぁ」となることが多いのですが、本作はまさにそのパターンで。
連絡が途絶えたクルーを探しに行く前半と、そこで発見したフィルム(というテイの特撮)を流す後半、という組み立てですが、まず前半がかなり退屈。話がなかなか進まず、残虐表現もないに等しい。まずここで肩透かし感がすごいです。
で、いよいよ後半のフィルムスタートとなるわけですが、これもまたなかなか本題に入らない…
しかも未開の原住民がなんかする前にクルー側が先に色々やらかすんで、最初から感情移入の矛先が原住民側に。
ようやく食人祭りになった!と思ったらとてもあっさりフィルムが完。
えぇ…このワクワクを返してくれよ…
いや、悪趣味さはそりゃあ凄かったですよ。
人権、モラル、知りません!的な。
ヤラセと言いつつ実際の処刑映像や動物虐殺使ってたりするのも実に皮肉的で上手いというか。
ただ、やはりねぇ…あまりのネームバリューに期待し過ぎた感は否めず…
裏テーマと言える「原住民と都会人、野蛮なのはどっちだ」の件も、作中人物に思いっきりそのテーマ言わせてるし、どっから見てもクルーの方が蛮族極まってるので考える余地もないというか。
キワモノ好きとしては、見といて損はない作品ではありましたが、特に2回目を観たいとは思わなかったですね…
エグ味は堪能出来るのだが…
人が人を喰う。ニュアンスではなくフィジカルな意味合いで、貪り喰らうのがこの作品の醍醐味。ゾンビだけでは物足りなく、更なるリアリティが欲しいとルジェロ・デオダートは負けじとイタリアンのエグ味と表裏一体のサービス精神で作り上げた名作である。美術も最高であり、特にキーアートにもされている串刺し死体は見事しか良いようがない。後にも先にもない素晴らしい美術である。
確かに面白いのだが、この時代だから許された動物虐待のシーンには今でも不快さが募る。作品のために殺された動物たちにとてつもない悲しみと憤りを感じてしまう。カルト的な名作ではあっても、私の中では最低最悪の糾弾すべきクズ作品という思いもあって、未だに自分の中でスッキリとした評価が出せない複雑な作品である。
ヤコペッティ作品やらスナッフとかの系統
当時劇場で見た時は本物だと思っていたのでかなり衝撃でした
あとフェイクの中に亀のシーンとかガチのやつもあるんで作りは巧妙ですよね その頃は劇場でジャンクやカランバやらを平気で公開していたので 今考えるとどうかしてますね!
それとカメラのブレが激しい場面あるので画面酔いするので注意です。
今なら海外のそっち系の動画で事故や殺人やイスラム国の処刑やらメキシコマフィアの敵を解体するシーンとか平気で見れる環境なので 昔は食人族で騒いで居たのが懐かしいですね
あとブレアウィッチが影響されてるのがよくわかります
最後に食人族って日本タイトルはランボーレベルで傑作だと思います バス男とかおつむてんてんクリニックみたいなゴミタイトルもあるし
なぜ今頃リマスター
愚か者が報いを受けただけ
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