ジョーズのレビュー・感想・評価
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安心感があった。
ただのパニック映画かと思っていたら
意外にも違った。もちろんサメの迫力は
物凄いのだが、ストーリーもしっかりしている。
スピルバーグの安心感かな。
ただ2人目がサメの被害に遭った後も遊びに
来る観光客が危機感なさすぎて呆れた。
今回のコロナにも似た光景があったなと。
結局何も考えてない人は少なからずいるんだな
と映像作品ながらも感じてしまった。笑
市長も金か人命かで金に固執する姿勢もリアル。
舞台が小さな島であったことも良かった。
実際の事件がモデルというのもあってか、
かなりリアリティが高く、パニック映画として
だけでなく楽しめた。
ただこれ以外のジョーズは見なくて良いかな。
サメ映画だけどサメが主役にあらず
サメ映画といえば、B級を中心に数多くの作品が作られていますが、その元祖、本家本元と言うべき作品。さすがの面白さでした。
最近のサメ映画は、とにかく「サメ」のインパクトを強くしようとして、知能が高かったり、恐ろしく巨大だったり、空を飛んだりしますが、本作の面白さはサメそのものではなく、主人公達、人間側にあるように思います。正義感が強くて海嫌いな主人公、サメマニアの海洋学者、そして荒くれ者の凄腕サメハンター。この凸凹3人衆がサメ退治を通じてお互いを認め合い、友情を深めていく様子が描かれており、サメが登場しないシーンでも彼らの掛け合いが面白く、ダレることなく観られるので、この映画の主役はサメではなく人間であると感じました。サメに頼り切らず、人間ドラマの部分もしっかりしているところが名作たる所以なのでしょう。
CGでは出せない圧倒的恐怖
【”本家本元” 夏はヤッパリ、サメ映画だね! 誰もが聴いたことがある、ジョン・ウィリアムズのジョーズのテーマが、この作品の名を上げたのは、万民が知る所である。人間集団心理を描いた作品でもある。】
ー ”アミティア島へようこそ!”という看板が立っている、アミティア島。夏場の海水浴客の落とす金が、島の収入源の一つである。ー
◆感想
1.集団心理の描き方とナカナカ姿を現さない”ジョーズ効果”
・若い娘が、サメに食べられたのに、それを否定し、”スクリューの巻き込まれた”と言う、観光関係の人々。
・サメが釣りあげられ、ヤレヤレ・・、と思う人々。
・ブロディ署長は、海洋研究会のフーパーの意見”口の大きさが違う”を聞き入れ、市長に警告するが・・。遠泳をしている子供が犠牲になる。
・それでも、海開きを強行する市長達。全米から押し寄せる海水浴客。けれど、誰も海に入らない・・。
・市長が、海に入る事を促すと、恐る恐る海に入る人々。徐々に怖さが薄れ・・。TV局のレポーターもやって来て・・。
ー 皆で、サメのいる海に入れば、怖くない・・。ー
・息子をサメに食べられた夫人のブロディ署長への、強烈な平手打ち。
”貴方はサメが居る事を知っていた。貴方が息子を殺した事を、忘れないで!”
2.漸く姿を現したジョーズの狡猾さと、人間との知恵比べ。そして、傲慢さが招いた破滅。
ー 因みに、今作では”ジョーズ”と言う固有名詞は出て来ない・・。ー
・湾で新たな犠牲者が出て、漁師もヤラレ、漸く、ブロディ署長と海洋研究会のフーパーと傲慢なサメ猟師クイントは、クイントの襤褸船で巨大人食いホオジロザメ鮫を仕留めに行くが・・。
<ご存じの通り、今作では再後半にならないと、ジョーズは出て来ない。背びれはチラッと映るが・・。
誰もが聴いたことがある、ジョン・ウィリアムズのジョーズのテーマが、この作品の名を上げたのは、万民が知る所である。>
鮫側に感情移入させる高等テク。
ホオジロザメがかわいい
ウミコワイ
アメリカ東海岸沿いの田舎町アミティを舞台に巨大サメに立ち向かう人々を描いた全サメ映画の祖ともいえるパニックムービー。
10数作にものぼる映画通ぶりながら観ていなかった名作シリーズ、なんと2019年夏、初鑑賞でございました笑。
70~90年代の名作の2本に1本はまたあんたの作品かよ!となる神様スティーブンスピルバーグ監督作の今作はもう言うまでもなく昨今乱立する全サメ映画の頂点として君臨し、これもあんたが作ったのかよ!となるジョンウィリアムズによるおなじみのテーマソング、でかすぎて笑けてくるサメ、お手本のような死亡フラグを立てまくる登場人物などもはやサメ映画の教科書とも言える内容の作品だった。
サメが怖かったのはもちろんだけど、一番ビビったのが深夜に沖に停泊していた不審な小舟の調査に向かったブロディとフーパーの2人が船底の調査をした際にごろりと出てきた船の持ち主の首だけのシーン笑。
しかもリバイバルの映画館で見たので最高の音響下で襲い掛かる衝撃映像と不協和音の組み合わせで飛び上がるほどにビビってしまった当時アラサーの私笑。
ラストの海水まみれ血みどろの戦いの果てに血しぶきをあげて食われるクィントと真っ赤な水しぶきを上げてド派手に吹き飛んだジョーズの最後が無茶苦茶すぎてめっちゃ笑えたのとエドシーランみたいなモサモサヘアが可愛らしいフーパーが印象的な作品だった。
永遠の名作
スピルバーグ監督を語る上で欠かせない一作。
話はシンプルで老若男女を問わない。
市長の都合の悪いことに目を瞑り儲けに走る腹立たしいキャラクターには時代を感じつつ、クイントの死亡フラグは早々に匂わせギリギリで回収。
BGMには分かっていても不安を煽られてしまう。
今では当たり前となっている襲う側のPOVが、サメロボットの故障をカバーするために編み出されたのだから天才としか言い様がない。
原作は読んでないものの脚色含め、お手本とすべき映画だと思う。
流石はサメ映画の金字塔…だけど
映画館に大行列を作った大作
アイデアの宝庫
興奮しっぱなしの超有名サメパニック映画!
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