「没入感が半端ない!」ジョーズ ihatakaeightさんの映画レビュー(感想・評価)
没入感が半端ない!
とある観光客で賑わうリゾートビーチを襲う人喰いザメと退治しようと大海原に乗り出した男たちの戦いを描いた海洋パニック。スティーブンスピルバーグIMAX映画祭にて鑑賞。
今回まともに観たのは、初めてのいまさら鑑賞だったが、エンタメ作品としてこんなに面白かったんだ、と鑑賞を後送りしていた事を反省。私のような観客の方は意外に多いのではないでしょうか。
スピルバーグはちゃんと自身のフォームを完成させていた。人の耳に永遠に残る音楽、効果的なカット、欲にかられた関係者の不協和音、科学と経験で大自然を屈服させようとするハンター達、そこに家族の絆もちゃんと描く、基本を愚直なまでに描くことで、観客をその世界に引き込んでいる。何も奇をてらわない。だから、映画に自然と没入できる。娯楽映画のポイントをきっちり押さえていれば、予算はほとんど関係ないことを証明している。
劇場には往年のファンのみならず、若い方々も大勢来られてましたね。こういったIMAX上映を機に、往年の名作を新しい映画を見る感覚で、劇場へ鑑賞にくるのにはバッチリな名作だと思います。
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トミーさんのコメント
2025年1月14日
フォローありがとうございます。
シナリオも良く出来てると言うか、抑え加減だと思います。下の子が苦悩するブロディの真似する所とか上の子に頼むから入江で遊んでと言う所とか。
ihatakaeightさんのコメント
2025年1月13日
いちいちムダが無いとというか、20代監督とは思え無いっす。私は、夜の大海原に停泊するオルカ号の背景に流れ星がチラッと流れる遊びみたいなカットが好きです。これでこの映画を忘れられなくなりました。