劇場公開日 1975年12月6日

「インディアナポリス号」ジョーズ 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0インディアナポリス号

2023年5月1日
スマートフォンから投稿

楽しい

怖い

興奮

この作品は恐怖映画の名作として、なかなか観れずにいるという人が多いのではないでしょうか。前半は確かに平和な海岸に突如出現した人喰いザメの恐怖を描いておりますが、サメの姿を見せずに恐怖を煽るというスピルバーグ監督の巧みな演出によって安心して観る事が出来(それでも怖いですけど)、後半は「インディジョーンズ」を手掛けたスピルバーグ監督らしく、3人の男と人喰いザメの直接対決を描く海洋アドベンチャーとしてワクワクさせてくれます。しかしこの作品のキモはオープニングと終盤に訪れます!!酔っ払った女性がアミティの海岸を全裸で泳ぎ始め、苦しみのたうちまわる姿が画面いっぱいに捉えられる!そしてロイシャイダー、リチャードドレイファス、ロバートショウらが交わすインディアナポリス号(戦争中に魚雷攻撃を受けて沈没し、脱出に成功した船員たちもサメの餌食になった悲劇の米巡洋艦)についての会話!この2つのシーンは作曲家ジョン・ウィリアムズの有名なサウンドと相まって、CGが作り出すモンスターよりはるかに恐ろしい存在を、観る者の意識に訴える名場面だと思います‼️

活動写真愛好家
琥珀糖さんのコメント
2023年5月30日

活動写真愛好家さん

コメントありがとうございます。
「ミッドナイト・ラン」は心底楽しめた映画でした。

この「ジョーズ」
前半で鮫が姿を見せない所。
期待と恐怖が高まりましたね。
スピルバーグ監督は多作でしかもジャンルも幅広く、
すごい監督ですね。

琥珀糖