劇場公開日 1975年12月6日

「【”本家本元” 夏はヤッパリ、サメ映画だね! 誰もが聴いたことがある、ジョン・ウィリアムズのジョーズのテーマが、この作品の名を上げたのは、万民が知る所である。人間集団心理を描いた作品でもある。】」ジョーズ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”本家本元” 夏はヤッパリ、サメ映画だね! 誰もが聴いたことがある、ジョン・ウィリアムズのジョーズのテーマが、この作品の名を上げたのは、万民が知る所である。人間集団心理を描いた作品でもある。】

2021年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波、VOD

怖い

知的

幸せ

ー ”アミティア島へようこそ!”という看板が立っている、アミティア島。夏場の海水浴客の落とす金が、島の収入源の一つである。ー

◆感想
 1.集団心理の描き方とナカナカ姿を現さない”ジョーズ効果”
  ・若い娘が、サメに食べられたのに、それを否定し、”スクリューの巻き込まれた”と言う、観光関係の人々。
  ・サメが釣りあげられ、ヤレヤレ・・、と思う人々。
  ・ブロディ署長は、海洋研究会のフーパーの意見”口の大きさが違う”を聞き入れ、市長に警告するが・・。遠泳をしている子供が犠牲になる。
  ・それでも、海開きを強行する市長達。全米から押し寄せる海水浴客。けれど、誰も海に入らない・・。
  ・市長が、海に入る事を促すと、恐る恐る海に入る人々。徐々に怖さが薄れ・・。TV局のレポーターもやって来て・・。
  ー 皆で、サメのいる海に入れば、怖くない・・。ー

  ・息子をサメに食べられた夫人のブロディ署長への、強烈な平手打ち。
  ”貴方はサメが居る事を知っていた。貴方が息子を殺した事を、忘れないで!”

 2.漸く姿を現したジョーズの狡猾さと、人間との知恵比べ。そして、傲慢さが招いた破滅。
  ー 因みに、今作では”ジョーズ”と言う固有名詞は出て来ない・・。ー

  ・湾で新たな犠牲者が出て、漁師もヤラレ、漸く、ブロディ署長と海洋研究会のフーパーと傲慢なサメ猟師クイントは、クイントの襤褸船で巨大人食いホオジロザメ鮫を仕留めに行くが・・。

<ご存じの通り、今作では再後半にならないと、ジョーズは出て来ない。背びれはチラッと映るが・・。
 誰もが聴いたことがある、ジョン・ウィリアムズのジョーズのテーマが、この作品の名を上げたのは、万民が知る所である。>

NOBU
トラ吉さんのコメント
2021年9月22日

NOBUさん、こんにちはです。
言われて気付きましたが、前半サメでないっすね。
でも前半特に苦なく観れるし、何回観ても飽きない
名作ですね!!

トラ吉