「R・ウェルチ様、ご冥福を祈りします。小さくなって貴女の中に…。想像は止め!」ショーシャンクの空に マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
R・ウェルチ様、ご冥福を祈りします。小さくなって貴女の中に…。想像は止め!
クリックして本文を読む
『不運がこれ程恐ろしいとは』この言葉に尽きると思う。
『ジワタネホに住みたい』
寓話で良い。
『必死に生きるか、必死に死ぬか。俺は生きるぞ。』
初見は随分前にレンタルビデオで見た。『アルカトラズからの脱出』と混同して、全く評価していなかった。
刑務所での囚人の人権問題じゃないと見ると、実に奥の深い良い話だと思った。
社会から見放されつつある者達にとっては、狡猾な手段を使っても、生きていかねばならないって事だと思う。
ひょっとしたら、彼は奥さんを殺しているのかもしれない。でも、それで良い。
『PLAN75』に対するアンチテーゼとして、書き残しておく。
僕はこの映画を見て、ガキの頃見た『私は死にたくない』って言う映画を思い出した。
『ショーシャンク』と『私は死にたくない』は同じテーマで、結果は違っても、同じ思いで終わる。
しかし『PLAN75』は鑑賞者に訴えて終わるだけ。生き残った者の人格が全く欠落している。だから、見る者によって、思いがバラバラになる。
『私は死にたくない』は、死刑廃止のプロパガンダ映画だったと言われた。つまり、逆に見れば『PLAN75』なる映画はその制度に反対していないと見られるが。そして、作者の色々な発言から、僕はそう見ている。
コメントする