少年、機関車に乗る
劇場公開日:2023年6月3日
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解説
タジキスタンの名匠バフティヤル・フドイナザーロフが26歳で手がけた長編デビュー作で、父を訪ねるため列車に乗った兄弟の珍道中をモノクロ映像でユーモラスかつ詩情豊かに描き、世界各地の映画祭で高く評価されたロードムービー。
17歳の青年ファルーと7歳の弟アザマットは、祖母と3人で暮らしている。ある日、兄弟は遠く離れた街に住む父に会いに行くため、機関車に乗り込んで旅に出る。しかし機関車は駅でもないのに運転士の実家で停まったり、線路沿いを走るトラックと競争を始めたり、子どもたちに石を投げつけられたりと、予期せぬ出来事が次々と起こる。機関車は中央アジアの雄大な平原を進み、兄弟を父のもとへと運んでいくが……。
1991年製作/98分/タジキスタン・ソ連合作
原題または英題:Bratan
配給:ユーロスペース、トレノバ
劇場公開日:2023年6月3日
その他の公開日:1993年7月17日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- バフティヤル・フドイナザーロフ
- 撮影
- ゲオルギー・ザラーエフ
- 脚本
- バフティヤル・フドイナザーロフ
- レオニード・マフカーモフ
- 編集
- タチヤナ・マルシェワ