ジュラシック・パークのレビュー・感想・評価
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25年前観た興奮は
すでに醒めているが、技術革新は進み続けた証拠だからそれは仕方ない。
初めて観た時は「時代はここまで来たか」と衝撃だった。
日本の特撮でつくられたものを見続けていたのに、あのCGである。
あのリアル感は凄かった。
その記念的な作品であることは間違いない。
しかし、三作目公開中に無料映画会(配給には使用料払っている)で上映した所、ろくに集客できなかった。
流行りものである事を否めない結果をみてしまった。普通の観客には記念的な作品など関係ないようだ。
シリーズを通して観るなら一度は観てほしい作品ではあるが、すでに新作をご覧になっているなら確認の気持ちで観てもらいたい。
CG全盛の時代にCGに頼り切らない映画を見るのもイイモノだ。
世間ではジュラシック・ワールド3部作の第2部
「ジュラシック・ワールド 炎の王国」が上映されているとき
初代「ジュラシック・パーク」をAmazonプライムにて視聴した。
最新の遺伝子工学により現代に恐竜をよみがえらせ
一大テーマパークの開園を試みるところから物語は始まる。
映画の冒頭で開園準備のため恐竜の搬入を担当していたスタッフが
事故により恐竜に食べられてしまう。
作業員が檻の中に引きずり込まれ
上半身だけが外に出た状態で上下に体を揺さぶられ
徐々に体が中に引きずり込まれていく。
最後は手のアップが映り
その手も檻の中に引きずり込まれる。
襲われている苦しさやパニックさがよく伝わってくる演出だった。
ちなみにこの一連のやりとりの中で恐竜は一切映されていない。
姿を見せずに勿体付けているところがいかにもハリウッドらしい。
この事故を受けてパークの投資家たちは
「開園は時期尚早では?」と懐疑的な考えを持ち始める。
パークの責任者であるジョン・ハモンド(リチャード・
アッテンボロー)はパークを無事開演させるため
各分野の有識者をモニターとして招待し
安全であることのお墨付きを得ようとした。
そこで招待されたのが主人公アラン・グラント(サム・ニール)や
エリー・サトラー(ローラ・ダーン)など。
主人公たちが恐竜たちを初めて見たときのシーンは
今見ても鳥肌もので感動する。
特にブラキオサウルスが
背の高い木の葉を食べているシーンは印象的だった。
パークはシステムでしっかり管理されており安全に見えた
しかし、研究員の裏切り行為によって危険に陥ることに。
研究員の一人がパーク内の電源を落とし
恐竜の胚を盗もうとしたのだ。
これにより電流が流れる有刺鉄線やゲートなど
すべての制御装置が無効になってしまった。
これがきっかけで檻から恐竜たちが抜け出しパニックになる。
主人公たちは無事このパークから抜け出すことができるのか。
というお話。
演出のすべてをCGに託すのではなく
(当時は託せなかった?)
小道具や美術やカメラワークを駆使して
見せ方を工夫しているのが味わい深い。
どうすれば臨場感が出せるのかを追求しているような気がした。
すぐそこに恐竜がいるという恐怖心を伝えるため
恐竜の姿を見せずに草木を揺らしたり
近づいてきたらより強く揺れたり。
恐竜の鼻っ面だけ写し鼻息で白く窓ガラスを曇らせるとか、
カーテンに恐竜のシルエットだけ映して恐ろしさを倍増させたり。
作り手が見せ方を工夫している点が面白かった。
CG映画に見慣れた分、新鮮だった。
やっぱり名作。
今見ても色褪せていないと感じた。
この映画を見ると蚊から恐竜の血液を採取して
同じように復活させられないのだろうかといつも思う。
結果的には、今の技術では難しいらしいが……。
夢のある話は、やはり映画の中だからこそ叶うのかもしれない。
だから映画は何度見ても面白いのだろう。
システムには金をかけましょう
今も続く人気シリーズの第一作を改めて。
やはり20年以上前という感じが随所に。しかし演出はやはりスピルバーグだけあってドキドキハラハラ。十分に合格点をクリア。もっと色々見たい、という点からも続編を作ったのは正解ですな。
子供たちの頑張りや(冷静に考えたらムチャクチャ凄い)ジェフゴールドブラムのよくわからない濃さとか妙なところも心に残ってしまう映画です。
人類への警鐘
もしこの世界に恐竜が生きていなかったら。と誰もが夢見る内容が、単なる夢物語で展開されるわけではない。
当時の映像技術としては最高峰の映像表現だったのではないか。今の完璧とも言えるCG技術よりも、なぜだか恐ろしく見える。
蚊からDNAを抽出して存在させるあたりのSFさがたまらなく良い。自分の身だけを守ろうとする人間だけが無残に死んで行くエンターテイメント映画。
恐竜ってこわい。人は神ではない。欲にまみれた腕はちぎられる。それがよく分かった映画。
ハラハラドキドキ 名作
ジュラシックパーク、子どもの時に観た時は、「怖かった」って思い出しかないけど、今見ると、自然の脅威や、恐竜のかっこいいところ、人間の未熟さ。そして映画自体の完成度の高さに驚きますね。こりゃ高評価ですわ。恋愛的要素がなくても全然成り立つんですよ。その分、物語に没入できる。
ドキドキハラハラの恐竜パニックの元祖
楽しくて恐かった😍
もし恐竜が甦ったのなら、という夢の様な話を実現してみたらこうなった、という話。
動く恐竜が見れるというロマン。
ただ、その実現には遺伝子レベルでの人工的な操作が加わっているという事実。
夢の実現と自然界の禁忌に触れるという相反する要素を組み合わせ、秀逸なエンターテイメントとして昇華させている。
お見事‼️
それにしても人の欲には切りがない。
USJでもお馴染みの超有名な本作、息子のトラウマ映画でもあります。...
USJでもお馴染みの超有名な本作、息子のトラウマ映画でもあります。
改めて見直して、そら怖いわ、これ。幼な子は見るもんじゃありません、ちびります(笑)
なんで車から降りるねん!アホか!とか、つい叫んでしまいます。
さすがはスピルバーグです、ラストまでドキドキの連続です。
見なけりゃ損の名作です。ただし物心ついてから。生涯のトラウマにもなりかねませんよ(笑)
あと、ヒロイン、ローラ・ダーン、なんか好きです(笑)
25年前に作られたと思えない
CGがよくできてる。
25年前のものだし物足りないと感じる部分もあるが、やっぱりすごい。
BGMがよくて、いつ聞いてもワクワクする。
ストーリーは浅め。味わって観るという感じではない。
ハラハラワクワクを楽しむ映画。
まぁ20年前だしね、見といて損はなし
・CGを見慣れた2017年に見るとどうしても黎明期の作品だと感じるが、それでもあのクオリティの恐竜はなかなか凄い
・小部屋に閉じ込められて子供と恐竜の緊張感あるかくれんぼはスピルバーグ印
・子供がパソコンのセキュリティシステムを回復するのは都合が良すぎるだろう
最高のエンターテイメント
恐竜映画と言えばこのシリーズ以外考えられない。
映画好きになったきっかけと言っても過言では無い作品。
小さい頃、父に買って貰ったVHSを擦りきれるぐらい繰り返し見たのは良い思い出。
シンプルで分かりやすいストーリー、独創性とリアリティのある設定、「命を弄んではいけない」というメッセージ。
大人になった今見直しても、全く古さを感じないどころか見入ってしまう。
というのも、JAWSしかり足音だったり鳴き声だったり影の大きさで表す"見えない恐怖"の演出がスピルバーグは本当に素晴らしい。
特にコップに入った水の揺れで、Tレックスの接近に気付く演出が大好き。
ただ、改めてみるとシステム面のお粗末さとかトリケラトプスの病気とか色々気になるところがあるのは否めない。
恐竜愛に満ちた最高の恐竜映画
当時映画館で観て、最近久しぶりに観ました。
恐竜を好きだったことがある人は間違いなく恐竜に会えた素晴らしい感動を味わえるし、その恐ろしさも体験できる素晴らしい映画だと思います。
自然の摂理に反した恐竜を復活させコントロール出来ない脅威に、観ていて一緒に体験している気分を味わえ、本当にジュラシック・パークを共に体験している気分にさせてくれるところはさすがスピルバーグ!
そこに研究家の欲や、夢や、冒険が絶妙なバランスで描かれている傑作。
子供と一緒に興奮してハラハラドキドキして、恐竜って怖い!でも凄いね!恐竜ってカッコいいね!と言い合えるそんな家族で見たい映画。
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