ジュマンジのレビュー・感想・評価
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作品のフォルム自体が素晴らしい
個人評価:3.6
物語の多くの時間を占めているのが、追って追われての単純な構図なので、間延びもありジュマンジの世界観を使い切れていないと感じる。
しかしながら、物語全体のディテールとフォルムは素晴らしく、ジュマンジの色がとても出ている。
またロビン・ウィリアムス全盛期の姿が見れて嬉しい。
心が穏やかになるファンタジー。
子供の頃の思い出
今は亡きロビン・ウィリアムズ
地上波で放映される度に見ていたように思う。ジュマンジならぬ肥満児の俺が言うのもなんだが、当時としてはよく出来ていた映画。
いきなりターザンのような恰好で現れたアラン(ウィリアムズ)。そして黒人警官との出会い。これがパリッシュ靴工場のカール・ベントレーだった。アイデアマンとしてスニーカーを開発。それを少年アランが裁断機のベルトの上に置いてしまい、新製品の開発はおじゃんになってしまった経緯があったのだ。特殊効果の動物たちよりも何故か人間ドラマに惹かれてしまった、この映画。特に大人になったサラ(ボニー・ハント)がイジメっ子のビルとは結婚せずに、未だに独身を通していたことが感慨深い。もしかしたら処女のままだったのかも・・・キスしたことさえ無さそうだったし・・・
アランをアフリカ時代から付け狙うヴァン・ペルト(ジョナサン・ハイド:アランの父親役と二役)もいい。二役だと気づかずにいたんだけど、これが父と息子の関係を暗喩していたのかもしれないなぁ。
そして最後のタイム・パラドクス。26年後に出会っていたジュディとピーターに再会したいがために成功していた靴工場の社員として両親を雇うなんてのもステキだ。彼らの「カナダにスキー旅行に行こうかと・・・」という言葉に速攻でNO!の言葉。
人生ゲームも何が起こるかデジタル表示してくれたらいいのに・・・
とても面白い
続編がとても面白かったので見たらこちらもとても面白かった。合成が丁寧で、CGにはない味わいがあった。ゲームがルールに厳格で徹底していて恐ろしいまでだった。ジュマンジで人生を狂わせられたり、街が壊滅状態になったり、家が廃屋になったり大変だ。一体誰がどんな技術で作ったのか気になった。
子供が大きくなったらまた一緒に見たい。
ファミリー向けアドベンチャー映画
大団円
やっぱり面白い!
初めて映画で笑った!
It's a stampede!! カオスっぷりが面白い!!
この頃のロビン・ウィリアムズの出演する映画ってどれも面白かったよなぁ~っと思わずしんみりしてしまいました。いやはや、惜しい俳優を亡くしたものです。合掌。
もう随分昔の映画なのですが、ホントに今観ても面白い作品。双六で振った目から何が起こるかわからないっていうアイデアの勝利ですね。もうサルが暴れたり、動物たちが暴走したり、室内でモンスーンが起こったり、とにかくカオス状態!ハチャメチャっぷりが楽しい作品です。
動物たちが暴走している時に一匹だけ遅いサイとか何か可愛いですよね。こういった場面を入れる所にセンスの良さを感じます。後、幼いキルスティン・ダンストにビックリ!!こんな子供の頃から出てたんですね。
双六という身近なボードゲームを使いながら、何が起こるかわからないドキドキ感。誰もが楽しめるファミリームービーのお手本のような作品でした。
1995年の映像技術を結集
ジュマンジアドベンチャー
22年振りの続編を前に、久々に鑑賞。
1995年のロビン・ウィリアムスの人気作の一つ。
昔、随分と見た。
昔楽しんだ作品を久し振りに見ると、あれ、こんなもんだったけ?…と思う事もあるが、こちらは変わらず面白い。
さすがに細かい部分は忘れていた。
が、イタズラモンキーたちや尻尾で鍵盤を鳴らしてから現れるライオンや大型動物たちの大暴走などはしかと覚えていた。
多くの動物たちをCGで表現した当時の最新技術。
技術が遥かに進歩した今見ると見劣りする事しばしばだが、そんな事はなかった。
イタズラモンキーたちはちと粗いと言うかアニメチックだが、ライオンの毛並みなど見事。
本物にしか見えないCG動物たちに、スゲーとワクワクさせられたもんだ。
あの時のワクワクって、今も変わらない。
CG以外のアニマトロニクスも素晴らしい。
基本はファミリー向けの冒険ファンタジー。
大人になってから見ると、ドラマ部分もそう悪くない。特に、ロビン演じるアランとその父親の関係。
いじめられっ子のアラン。
仕事優先で厳しい父。
その日もアランはいじめられ、父は「恐れず立ち向かえ」としか言葉をかけない。
さらに進学の事で口論し…、その直後、アランは“ジュマンジ”の中へ。
26年後やっと脱出すると、父も母もすでに他界。
父は、行方不明になった息子を会社を潰してまで探し続けていたという。
本当はそれほど息子を愛していた父。
息子を抱き締める事が出来ないほど不器用だったのだ。
大人になったアランはちょっと父似に。
ゲームでズルして猿の姿になってしまったピーターを慰める筈が、注意口調に。
似た者同士。
ゲームクリアしての再会に、意外と感動させられる。
その父親役のジョナサン・ハイドが、アランを執拗に狙うハンターと一人二役なのもユニーク。
それにしてもこの“ジュマンジ”って、よくよく考えるとおっそろしいゲームだよね…。
そのおっそろしいのが、ハラハラ、ドキドキ、ワクワク。
クリアしたら、かなり都合いいけど、最高のハッピーエンド。
さあ、再びプレイ!
何処からか、あの太鼓の音が…。
子どもの頃観た映画を子どもと観る喜び
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