「謎のアマゾネス軍団」ドラゴン特攻隊 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
謎のアマゾネス軍団
日本軍に連合国4将軍が拉致されたというのに、ドラゴン特攻隊の道中に現われる日本軍はいない。ジミー・ウォング演ずるドン中尉が次々と仲間を増やしていく過程は面白かったけど、一体何をしているのか・・・途中まではコメディ路線が強すぎてのめり込めない。
終盤にはようやく敵の基地に到着するが、そこはハーケンクロイツを掲げたナチスの巣窟。しかもナチスたち(?)は全員死んでいた。そこへ将軍を拉致した敵が現われるが、これが何者なのかさっぱりわからない。ハーケンクロイツを飾った日本車の暴走族とコマツのブルトーザー。中には侍も数人。そして指揮を執っていたのは死んだと思われていたドン中尉だった・・・
ジャッキー・チェン演ずる盗人のシャオリーと、ジミー・ウォング演ずるドン中尉との決戦はカンフーを駆使した闘い。途中まで目立たない存在だったのに、さすがにアクションはお手の物。滅多に見られないジャッキー対ジミーなだけに盛り上がったなぁ。
かなり死人が出てしまうし、コメディーベースなのにシリアス。戦争反対!と叫ぶジャッキーにほれぼれ。
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